脳梗塞・心筋梗塞の予防法
睡眠時無呼吸症候群・前立腺ガンもプラークが関与
- メモ:
「脳梗塞で九大病院に緊急入院した48人中42人(87.5%)は睡眠時無呼吸症候群の状態でした。」
(第108回日本内科学会 講演抄録:九州大学病院 臨床研修センター 澤山泰典、他)
- コメント:
SASになったから脳梗塞になったのではありません。プラークが多くの脳血管に溜まることで血管の外径が太くなり、脳圧が亢進してSASになると考えられます。なぜなら、明らかなプラークの改善よりもいち早くSASは改善する例が多いからです。
例えれば、満員電車で次の駅で2〜3人降りたら急に楽になるでしょう・・・
息が止まる”という“結果”を治療するのも大切ですが、多くのSASの“原因”になっていると考えられる“血管の脂汚れ”を改善させるのが根本的な治療だと思うのですが・・・。
- コメント:
前立腺ガンになった人・直前の人も、
脳梗塞・心筋梗塞の予備軍といえます。
図:「循環器臨床サピアNo9」(中山書店)2010年:右鎖骨下動脈エコー検査:新しい領域:真島康雄 より引用
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