脳梗塞・心筋梗塞の完全予防法

高血圧は脳梗塞・心筋梗塞の主な原因ではない・・動脈硬化の原因でもない

図の左が洋風食型の高血圧ですが・・・血管内部が見えない時代は・・血圧計のみが血管の様子を判断できる計測機器でしたから、右の図のように血管の硬さが動脈硬化診断の決め手でした。・・ですから・・・高血圧が持続していれば動脈が硬くなる・・と・・誰も疑わなかったのです(図の右)。
だから動脈硬化の原因は高血圧だ!・・と現在でも考えられているのです。

しかし、動脈内部が手に取るように見える・観察できる今日では、高血圧症になる前に既に血管壁は肥厚していることが明らかだと判ってきましたし、加齢により血管壁は肥厚する・・・ことは確認済みなのです。

普通に考えて、右の図は現代ではまれで、洋風食が・・安くて・・溢れている今日の日本では、欧米型の左の図の“洋風動脈硬化"がかなり多いはずです。

“洋風肥満"が“和風肥満"より10倍も脳梗塞や心筋梗塞などが多い訳はここにあります。(参照1

今から500年前の1510年、コペルニクスはそれまでの常識である地球中心説(天動説)に対して、太陽中心説(地動説)を唱えました。
後に哲学者カントの言葉である“コペルニクス的転回"は、「発想法を根本的に変えることによって、物事の新しい曲面が切り開かれること」の意味で用いられることはご承知の通りです。

図は厚生労働省の高血圧に関するホームページを、内容を変えずに改変したものです。
このような説明図が一般常識になっていますし、市民公開講座でもそのように講演がなされています。

この図はテレビや新聞で報道されている模範的な動脈硬化の説明図なのです・
違和感はないですよね・・色んなサイトでもこの考えを踏襲しています。

つまり、
高血圧・脂質異常症・糖尿病などが地球で、太陽が動脈硬化の関係です。
高血圧を放置すると--->心筋梗塞・脳梗塞になる・・と記載してあります。

しかし、
頸動脈エコーの研究や全身8カ所の血管エコーの研究から・・高血圧になる前に、既に血管壁の肥厚は始まっていることが確認されていますので、動脈硬化が原因で高血圧になる人が増加する・・と、考えた方が自然です。

また、高血圧の原因の約90%は不明と説明されていますが、その原因の多くも血管エコーで観察すると、若いときから進行する動脈壁の肥厚が大きな原因と思われます。

図は動脈硬化を太陽に見立てて、高血圧などの危険因子を地球に見立てた図です。
こうすれば、高血圧がなくても・・高血圧を治療しても・・・脳梗塞・心筋梗塞になる理由が理解できますし・・一人で多くの動脈硬化関連疾患になる方も必然だ・・と納得いただけるでしょう。

動脈硬化の発想法を根本的に変えると・・この図でお判りと思いますが・・動脈硬化の進行ストップ・改善など・・は・・ガンの難病を治す努力に比べればとても簡単なことなのです。(参照2)、(参照3)、(参照4)、(参照5)、(参照6

同じ説明の、もっと詳しい図は既に掲載しています。(参照7

私は全身の血管エコーという測量機器で動脈硬化(プラーク)を計測し、観察した結果を基に、高血圧を治療しても動脈硬化は改善しないことを・・高血圧に関係なく動脈硬化は進行することをデータで認識できましたし(次回掲載予定)、今までの項目で述べてきました。(サイトの内容をもれなくご覧下さい)

今の医学常識(脳梗塞・心筋梗塞の主な原因は高血圧である)は天動説に思えてなりません。

残念ながら天動説がテレビや新聞で自信ありげに報道されるものですから、私の地動説はあまり皆さんに理解されません。

「高血圧ではないのに脳梗塞・心筋梗塞になった・・」、「高血圧をちゃんと治療していたのに脳梗塞・心筋梗塞になった」とか・・・心筋梗塞をPCI(ステント治療など)したのに、同じカ所、または他の冠動脈が狭窄して再発した・・など・・・何十万人・・いやそれ以上の方が無念にも倒れていらっしゃるだろうと・・考えてみて下さい。

PCIを行っても、心筋梗塞の予後(亡くなる率)があまり改善していないそうです。その原因として、同じ冠動脈の再狭窄、別の冠動脈の狭窄の進行があるらしいのです。

このことは、現在の医療・生活指導・減塩指導などが動脈硬化を明確にストップ出来ていないことを意味します。

さて、高血圧の薬をちゃんと飲んで、自分は高血圧を放置していないから安心(厚生労働省ホームページの図)(参照7)と思っているあなた・・高血圧の薬を飲んで安心していたけど、8カ所の血管エコーを受けていなければ、脳梗塞で寝たきり・死亡する直前だった実例(参照8)なども参考にしていただいて、高血圧が薬で安定していても・・一度、全身の8カ所の血管エコー検査(参照9)をお勧め致します。

今日は元気に歩けても、明日は介護されて、社会のお世話になる立場かもしれません。

追記:しばらくは週に1度のペースで、動脈硬化の未来塾に新しい内容を追加していく予定です。

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