脳梗塞・心筋梗塞の完全予防法

頸動脈エコーで、頸動脈プラークが**mmの意味とその治療について。

最近は、頸動脈エコー検査が多くの施設で行われるようになりました。
その結果、「血管プラークが**mm、IMTが**mm」という言葉が多く使われています。
これは、血管(動脈)の内膜+中膜の「厚さ」=“脂汚れの厚さ“をmmで表しています。

でも、その結果をどう理解したらいいのか?脳梗塞・心筋梗塞予防の方策は?
医療現場でも納得のいく説明がなされていないのが現状でしょう。

1.頸動脈プラークは内科的に治せます。お任せ下さい。

まず、下の頸動脈エコーのプラークの6年間の推移をご覧下さい。私の頸動脈エコーです。

Dr自身が相談される場合も多くなったので、ここで私の頸動脈プラークの改善過程を公表します。家族・本人が脳梗塞・心筋梗塞になられた方、近未来に脳梗塞・心筋梗塞になる運命にある方、LDL高値や頸動脈プラーク肥厚で悩んでおられる方・・などのために励みになれば幸いです。

私の運命を変えてくれたのは自分で自分を検査した時の頸動脈プラークの動画像でした。自分の目で見たときはとてもショックでした。

「血管プラークは2007年7月:1.9mmLDL=170L/H=3.1でしたが、現在20013年2月で頸動脈プラークは1.1mmに改善し コレステロールは高いままのLDL=174L/H=3.1です。」

「体調で変わったことといえば、:2007年7月は犬の散歩中に急に20mも走ると、かなり“息切れ“していましたし、また”強い肩こり”に悩んでいました。
しかし、頸動脈プラークが1.9→1.1mmへ改善した現在は、犬の散歩ではなく、犬と600mを朝夕ランニングしていますが“息切れしません”し、あの“強い肩こり”も消失しました。

当時の頸動脈プラーク=1.9mmは男性の70歳に相当する動脈硬化です(後述)が、現在の1.1mmは40歳に相当します。6年経過していますので差し引き36歳も血管が若返った事になります。

私のLDLは160以上と高値な状態が4年5ヶ月も続いていますが、頸動脈のプラークはまだ継続して改善し続けていますし、頸動脈プラーク=1.0mmを目指しています。

結局、副作用で1年間しか服用しなかったスタチン製剤はプラークの改善には関与していなかったのです。

血管エコーを施行されていない医療機関での、高脂血症のファーストチョイスはEPA製剤であって、LDLを確実に下げるスタチン製剤ではないと考えます。

これはテレビのコマーシャルや各種の講演会などでLDLを下げる事が美徳であるように講義を受け、情報のシャワーを浴びているDrにはぜひ再考していただきたい事です。

特にDr自身の血管にプラークの肥厚がみられたり、頭部MRIで隠れ脳梗塞を指摘されたりしている場合もお聞きしますが、スタチン製剤のみを服用してLDLが低下しているので、食習慣を変えていないDrがいらっしゃいます。
極めて危険です。

更に驚くべき事は、MRIで血流の状態はいい・・、とか、LDLは高くないので大丈夫・・と、お考えのDrがいらっしゃいます。まだそんな時代なのです。

2013年2月現在、当院ではスタチン製剤は全くといっていいほど使用していません(テレビの影響でしょうかLDLを怖がる数名使用)が、もう220名以上の患者さんのプラークが改善しています。

スタチン製剤で頸動脈プラークが改善するエビデンスはないのです(日本脂質栄養学会が動脈硬化学会へ提出した公開質問状を参照)。2006年以前のスタチン製剤に関する論文は何だったのでしょう。1人の心筋梗塞を怖がる人間として疑問を感じます。

スタチン製剤を止めると2週間で元のLDL値に戻ります。
そこで、LDL悪玉説を信じる人々は、副作用が出ても飲みたがりますし、若い先生方はガイドライン通りにスタチン製剤でLDLを下げたがります。

逆に、薬でLDLが単純に下がることで、医師と患者さんが単純に喜ばれるなら、患者さんの食習慣改善の意欲が薄れ、結果として血管プラークを悪化させる事態になりかねません。

血管プラークを改善させる事がLDLを下げる事よりも、遙かに重要であることは明白なことです。

マクロファージがプラークを貪食してくれるのですが、その手助けをするのはスタチン製剤ではなく、EPA製剤なのです。

8カ所の血管エコーで、プラークが脳梗塞・心筋梗塞リスクレベル=1以下の人は、EPA服用も必要ありません。まして、LDLを下げるスタチン製剤など全く必要ではありません。(リスクレベルは当サイトの別ページを参照下さい)

2.頸動脈プラークの程度による治療法

1)頸動脈エコーで1.7mm以下のプラークを指摘されたら
結果を真摯に受け止め、食習慣の改善をして下さい(参照1)。

2)頸動脈エコーで1.8〜2.0mmのプラークを指摘されたら
結果を真摯に受け止め、食習慣の改善をして下さい。
最低でも血液サラサラ効果のあるエパデールSなどの充分な量のEPA製剤が必要でしょう。(あくまでも頸動脈しか検査しなかった場合)
その上に、食習慣の改善をして下さい。

3)頸動脈エコーでプラークを2.1mm以上のプラークを指摘されたら
結果を真摯に受け止め、厳しく(ストイックに)食習慣の改善をして下さい。
最低でも血液サラサラ効果のあるエパデールSなどのEPA製剤が必要でしょう(場合によってはその他の抗血小板剤へ変更、あるいは併用も考慮)

EPAは血液サラサラ効果だけでなく、プラークの中に入り止まり、マクロファージがプラークを食べる能力(貪食能)を高める働きがあります。動物実験ですが、バターだけ食べさせたマウスより、バターにエパデール(EPA)を混ぜて食べさせたマウスのプラークが約1/4も少なかった、という実験報告があります。

EPAにはさらに安静時狭心症の血管痙攣を予防的に抑制してくれる働きもあるのです。
また、動脈硬化で生じる頭痛にも予防的効果があります。

4)頸動脈エコー・脳MRIで異常を指摘されない場合・・
前述したように、頸動脈エコー、MRI結果にかかわらず、8カ所の血管エコーを受けるまで安心は出来ません。

8カ所の血管エコー(参照2)は、特別な技術と装置も必要ですが、かなりの時間とコストがかかりますので、この検査が広まるためには、8カ所の血管エコー検査が保険請求できる枠組みを先に構築することが必要かもしれません。

3.頸動脈プラーク**mmの意味・危険度を、具体的に説明します。

下の表は、動脈硬化関連疾患(血管プラーク病)の方々での頸動脈プラークの最肥厚部IMT( C-max )、8カ所の血管エコーでのT-max ( C-max+F-max+S-max+A-max・・つまり総合動脈硬化指数)を示しています。

1) 頸動脈プラークの評価***

8カ所の血管のエコーなら動脈硬化の程度を高精度で・定量的に判断できるのですが、頸動脈のプラークでも、ある程度のプラーク病の予測は可能です。

ただし、頸動脈の直線部分である総頸動脈の計測(プラーク:1.1mm以上が動脈硬化とする基準有り)では、脳梗塞・心筋梗塞の予知は困難です。

脳梗塞・心筋梗塞は、カーブした血管や、分岐部の血管に脂汚れが、流体力学に従って遺伝子工学レベルではなく、土木工学的に堆積します(参照3)。

ですから、直線部分の脂汚れは全体的な動脈硬化の判定(認知症の予測など)にはある程度有効ですが、脳梗塞・心筋梗塞の予測には不適なのです。

この直線部分の総頸動脈に1.4mm以上のプラークがあれば、極めて危険です。C-maxが2.1mm以上に相当します(意味合いは後述)。

頸動脈の分岐部・直線部分を含めて、最肥厚部のプラークの厚さを**mmと表現します。ここではC-max=**mmと表現。

例えば、頸動脈プラーク≧1.7mmということは、表で示すように血管プラーク病の仲間入りをしている事になります。

近いうちに、・・・
安静時狭心症、高血圧、大腸ポリープ(切除必要レベル)、SAS(睡眠時無呼吸症候群)、脳動脈瘤、パーキンソン病、糖尿病が順次発現し、

さらに・・進めば
脊柱管狭窄症、冬場の寝汗(脳の発汗中枢の血流障害)、大腸ガン、くも膜下出血、前立腺ガンなども高率に出現しだし、・・

そして、アルコール多飲や今までの食習慣継続にて、血管プラークが更に肥厚すれば・・

物が二重に見える複視(脳血流障害による外眼筋麻痺)、うつ病(脳血流障害)、自律神経失調症(脳血流障害)、認知症、脳梗塞、脂肪肝にできる非B非C型肝ガン、加齢黄斑変性、大動脈瘤、心筋梗塞、動脈硬化性腎不全・・・など、食習慣の内容が悪ければ誰にでも複数個の病気としてやって来ます。

つまり、
頸動脈のプラーク=1.7〜2.0なら2枚目の表の疾患、
頸動脈のプラーク=2.1以上の場合は、最初の表の疾患が普通に生じるのです。

頸動脈プラークが2.4mmを超えると、認知症、脳梗塞、心筋梗塞、腎不全、などを覚悟しておく必要があります。

また、
上の2枚の表は動脈硬化の本質をクリアにしてくれます

つまり

1)大腸ポリープと大腸ガンの関係、脳動脈瘤とくも膜下出血の関係、・・それらのT-maxと年齢の関係など、時間の移り変わりでプラークが進行し、病気がさらなるステージへ進行する様がうかがえます。

2)最近、前立腺ガンの治療をして6年後に脳梗塞になられた方が受診されましたが、大腸ガンの後に脳梗塞・心筋梗塞、前立腺ガンの後に脳梗塞・心筋梗塞など、加齢黄斑変性の経過中に前立腺ガン・大腸ガン、あるいは大動脈瘤を治療した後に大腸ガン、前立腺ガン・・・こんな連鎖が無慈悲にも当たり前であることがこの2枚の表から簡単に理解できます。

例えば、脊柱管狭窄症の人は大腸ガンや前立腺ガン・脳梗塞などにも普通になることを示しているのです。その逆も有り得ます。

このように、1人で幾つもの血管プラー病を背負いこむことになるのです。

プラーク病に既になられた方に対する警鐘といえるでしょう。
身に覚えのある方はそれなりの検査をお受け下さい。

医療機関ではまだこのような血管プラーク病を念頭に置いたリスク管理はほとんどなされていません。

多くの家族・親族・子々孫々の不幸の源は・・祖父母・両親あるいは本人の食習慣なのです。遺伝ではありません。

上の2つの表は。動脈硬化関連疾患が、血管にプラークが堆積することで生じる病気であるという私の仮説(参照4)(参照5)を証明しているかと思います。

高血圧や糖尿病が動脈硬化の大きな原因とする現在の常識は誤りで、プラークが主な原因と言えるでしょう。そのプラークの主な原因は飲・食習慣なのです。

T-maxを測定すると、どの病気になりやすいかが一目瞭然。T-max=9.0あるいはC-max=2.0ならその下のランクの病気になる可能性や、少し上のランクの病気になる可能性も大なのです。

今まで高血圧や糖尿病や高脂血症を厳しく薬で治療しても、脳梗塞などの予防にさほど効果がなかった理由はここにあります

今までは、動脈硬化の結果(病気)を手術や薬やリハビリなどで改善させる医学が先端医療として進歩しましたが、動脈硬化の根本原因をなおせる予防医学は江戸時代の養生訓から進歩していないのです。

話を変えますが、

4.MRI検査と頸動脈エコー検査・・どちらを信じればいいの?

「MRIは動脈硬化を客観的に示す診断装置」と、誤解してはいけません。

「頸動脈プラークが2.4mmでも、脳血流のMRI検査では異常なかった」と安心している人・・極めて危険です。

なぜかというと・・・

ご覧のように、頸動脈プラークが2.8mmでも、この方は「脳のMRI,血流MRIでは、異常なし」・でした。

比較的大きな血管は、プラークが溜まっても、血管自体が水圧で外に膨らむので、MRIではプラークが沢山堆積している事実に気付きにくいのです。

脳のMRIは、脳動脈瘤や脳腫瘍、無症候性の(かくれ)脳梗塞を発見する為には必須の検査ですが、「脳梗塞の予知」に関しては無力に等しいと言っても過言ではありません。このことは当院サイトの別のページ(参照6)などでも事実呈示して説明しています。・・くれぐれもご注意下さい。

次に、

5.頸動脈エコーで、プラークが1.4mmとか、1.6mm以下なので安心している人・・・とても危険です!

図の赤い枠内の人・・つまり、脳梗塞・心筋梗塞などのイベントで倒れた167人中約1/3の人が、頸動脈プラークが1.6mm以下の年相応あるいは年齢よりも動脈硬化が進んでいないと説明を受ける人達です。

恐ろしい事実だと思いませんか?ほんの1例を呈示します(参照7)。

でも、8カ所の血管エコーを行えば、全例が救える方々です。

6.脳梗塞は「頸動脈のプラークがちぎれて飛んで脳の血管に引っかかり脳梗塞になる」と教えられて・・信じていませんか。

・・そんな事は考えにくいのです。

理屈ではなく、先入観なく、物の道理で想像してみて下さい。

1)Q:不安定なプラークがあれば危険??飛びやすい・・でしょうか?

A-1: マッサージ受けている最中に脳梗塞になる事例は聞いたことがありません。
頸動脈のプラークが溜まりやすい頸動脈分岐部は、マッサージの「ツボ」でもあります。首などを強くマッサージして脳梗塞するなら、完全犯罪になるのでしょうか。

A-2:脳梗塞の多くは血圧が安定している早朝に起こります。もし、不安定なちぎれやすいプラークが頸動脈にあることが脳梗塞の原因なら、なぜ運動などして血圧が上昇・・つまり流速がアップし、頸動脈分岐部での乱流が強くなる時に脳梗塞は起こらないのでしょうか?脳梗塞は血圧が低い・・流速も緩やかな時に起こるのです。

2)心筋梗塞の場合のほとんど全てが、血管のプラークによる局所の狭窄が原因です。・・頸動脈プラークが肥厚している人は、大動脈起始部0大動脈弁にもプラークが存在します。このプラークはどうして?冠動脈へ飛んでいかないのでしょうか?

3)上の図をジーッと見ていただけば、頸動脈に大したプラークが無いのに脳梗塞になっている方々が多いのに気付きます。頸動脈のプラークがちぎれて(剥げて)飛んで脳梗塞が起こるなら、頸動脈プラークが軽くて脳梗塞になるわけがありません。

4)プラークが簡単に剥げて、末梢へ飛ぶんだったら、大動脈にプラークが沢山ある人は、大動脈のプラークがちぎれて飛んで腸が壊死を起こすことが頻繁に起こらなければいけません。しかし、腸が壊死を起こす場合は、心房細動などで生じた心臓内の血栓が脳や腸へ飛んで、脳や腸が壊死する場合などに限られます。
足の壊疽なども局所の足の動脈のプラークが激しく肥厚して生じます。

5)右鎖骨下動脈にプラークがたくさん堆積している症例でも、右手にプラークの一部がちぎれて飛んで、右指が壊死などを起こした症例はゼロなのです。

物の道理からの結論・・ほとんどの脳梗塞は頸動脈プラークがちぎれて飛んで起こる病気ではないのです!

・ ・脳内の微小動脈のプラークが肥厚し、その場所の血管が狭窄〜閉塞して、ほとんどの脳梗塞が発生するのです

プラークがちぎれて飛んで脳梗塞になった瞬間を誰も見ていないのです。言わば現行犯の証拠はないのです。

バラの話で恐縮ですが、「バラの蕾を虫がかじり、その凹みにアブラムシが入って樹液を吸い、そのアブラムシをテントウムシの幼虫が食べにやって来て蕾の凹みに頭を突っ込んでいたら、あるバラの専門家が言いました。“益虫と思っていたテントウムシの幼虫が蕾を食べている!“・・と・・これは早合点の”思い込み“だったのです

でも観察を鋭くすると、テントウムシの幼虫が蕾を食べたのではなく、ただアブラムシを食べているだけなのです。

同じように「マクロファージがエイリアンである」と紹介したあるテレビ番組がありますが、マクロファージがいなければ決してプラークが改善することはありません。
マクロファージは益虫なのです。

ここを誤解してはマクロファージが可哀想です。本来、人類に備わっているものの中に、悪玉など有り得ないと思うのですが・・・LDLもしかりです。

7.頸動脈プラークの観血的治療**

1)頸動脈内膜剥離術・ステント留置術***

上記のように考えると、頸動脈にプラーク++++と言われても、即・・手術、ステント留置など危険性を伴う治療は考えない方が無難だとお判りでしょう・・・

頸動脈にプラーク++++の方は、時間的猶予があれば、2種類以上の抗血小板剤を服用しながら(1種類はEPA製剤)、ストイックに甘い糖分(炭水化物などの糖質ではない)、植物性脂質での調理食(生でもフライ物でも)、動物性脂質、乳製品、果物、アルコールの摂取を止めてください。流行している過度の糖質制限食は糖尿病であってもしてはいけません。

スタチン製剤は必要ではありませんが、脂質の吸収阻害剤(ゼチーア錠)は職業柄どうしても脂質の多い食べ物を避けられない方、理性より食い気が先立つ方には必要でしょう。しかし、このサイトでも報告していますが、ゼチーア錠を飲んでいる安心感は抱いてはいけません。
ほんの40%程度しか劣化脂質の吸収を邪魔しません・・つまり・・劣化脂質を100食べても60は吸収するのです。

「鏡(頸動脈)を磨いても・・顔(脳動脈)は綺麗になりません!」という道理を考えておかなくてはいけません。

上の記述は、頸動脈にプラークが4.0mm以上の場合を想定して記載しています。頸動脈の外科的処置を受ける前にご相談下さい。

現在、総頸動脈の5.0mmのプラークが1年4ヶ月で3.5mmまで内科的治療で改善し、体調が見違えるほど良くなった方がいらっしゃいます。もっと改善した段階で報告致しましょう。なお、スタチン製剤の服用はありません。

当院サイトの別の項目でも再三出てきますが、頸動脈プラークは「心を入れ替えればですが、誰でも改善させることが可能」です。

8.頸動脈の脂汚れ(プラーク:IMT:mm)の各年齢の平均値を呈示します。

例えば・・男性で頸動脈プラーク(C-max )=1.7mm の場合。血管の脂汚れ年齢は何歳に相当するでしょうか?・・以下のように表を活用して下さい。

男性の55歳では、平均の頸動脈プラークはC-max=1.59mm、65歳ではC-max=1.85mm、ですから、男性で頸動脈プラーク=1.7mm でしたら、“血管脂汚れ年齢”は55歳と65歳の中間の59歳程度になります。

9.頸動脈プラークの悪化例

このサイトの別のページをご覧下さい(参照8)(参照9)。

10.頸動脈プラークの治療・改善例

このサイトの別のページをご覧下さい(参照10)。

備考1:テレビで紹介されている血管年齢、血管の若さ:弾力性は脳梗塞・心筋梗塞になるかどうかの予知・予防には役立たないでしょう。
血管を土木工学的に考えれば“血管の壁の硬さ“より”血管の脂汚れ“が重要なのですから。

備考2:スタチン製剤の商品名は(弱い作用:メバロチン・リポバス・ローコール、強い作用:リピトール・リバロ・クレストール・・)などです。長期使用例でも背筋痛(背部のこわり感)、大腿筋、上腕〜肩などの筋肉痛や、手関節、指関節、肘関節痛などの副作用や,動悸などの副作用に気付かずに服用されている場合もあり、ご注意下さい。様々な副作用が20%前後出現いたします。

備考3:EPAにも副作用有り。EPAは青魚より精製されます。したがって、基本的には自然食品なのですが、青魚を食べて蕁麻疹が出る方は服用を避けましょう。さらに便が硬くて便秘されている方は、深刻な便秘になる可能性があります。漢方系の便秘薬の併用をお勧めします。また、常用量のEPA量でも皮下出血、歯茎出血などの副作用が発現する特異体質の方がいらっしゃいます(0.4%)が、そのような方でも他の抗血小板剤の服用は可能でした。皮膚の掻痒例を0.4%、お腹の調子の不調例を0.4%認めました。

ここまで頸動脈エコーのプラーク関連の意味合いを説明致しましたが、

頸動脈エコーだけで安心してはいけません。

8カ所の血管エコーを受ける事が、血管プラーク病にならないための必要条件なのです。

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