脳梗塞・心筋梗塞の完全予防法

血管プラークを減らす・血圧を下げる方法(4本の矢)・・を科学的に説明します。

血管プラークは最近でも・・治せない現象(動脈硬化)・・と認識されています。
オーガニックバラ栽培のために・自然の仕組みを学び・研究するうちに・・血管プラークを治す方法を見つけました。

この写真は私自身の頸動脈プラークを、私自身で治した治療の結果です。以下に長文が来ますが、最後までお読み下さい。今までの多くの悩みや不安や疑問が消えて・・前向きの生活を送れるに違いありません。

あなたと家族の運命をいい方向へ変えられる力を・・このサイトに込めているつもりです。

はじめに・・
プラークが減れば血圧が下がります(参照1)・が・・薬で血圧を下げてもプラークは絶対に減りません。
プラークの治療=高血圧の根本的治療であり・・=脳梗塞や心筋梗塞、認知症などの根本的予防(未病の根本的治療)・・なのです。

「高血圧が良くなる」・「血圧が下がる」・・は・・プラーク治療の・・"おまけ"に過ぎません・ だから・・"おまけ"だけ・・で満足してはいけません。プラークの増減を確認すべきです。

プラーク治療のキーワードは
1)「血管内皮細胞」 2)「劣化脂質」 3)「マクロファージ」 4)「心理学」
です。

まず、基本的な考え方と、プラーク改善&悪化の結果から想定される理論的背景を述べます。
(コツを個条書きにして列記しても頭に残らず、実際の行動には至らないだろうとの思いで・・)

1)「血管内皮細胞」に関して-----1本目の矢

「血管内皮細胞」をいたわり・・・・何を食べないか・飲まないか

a):血糖による浸透圧・・ 浸透圧・・知っていますか?・・身近な体験・・・

血液の浸透圧を左右する立役者は塩分・血糖です。

事実:スライスしたキュウリを"塩もみ"すると柔らかくなる?・・ことは 料理人には常識です。つまり、新鮮なキュウリの細胞には水分がパンパンに詰まっています・・高い浸透圧の塩分にキュウリの細胞が触れると・・・細胞膜の小さな穴を通って・・細胞内の水が塩の方へ移動するのです・・そうすると・・細胞内の水分量が減り・・キュウリの細胞が柔らかくなり・・キュウリ自体が柔らかくなります・

そうです・・高浸透圧の液体に触れると・・細胞は水分が減少して・・小さくなります。
でも、塩分摂取が多くてもめったに高Na血症にはなりません。尿や汗として体外に容易に排出されるからです。

では、血管内皮細胞が"砂糖もみ"されるとどうなるでしょう?・・・
イラストで説明します。

まず、"砂糖もみ"される前の1層の血管内皮細胞は、細胞が密に接合しています。

こんな感じです・・・

メモ:これはイラストですから劣化脂質(小型のRLP, small dense LDLなど)の粒子を大きく描いていますが、実際には内皮細胞の直径(約25μm)の1000分の1未満です。つまり、このイラスト・・内皮細胞を約15mmで描いていますので、もっとリアルに描くなら、それらの粒子を直径0.015mm未満の大きさで描かねばなりません。劣化脂質は描けないほど小さいのです
だから、わずかの細胞間隙の歪みでも生じると・・劣化脂質がジャンジャン血管内皮細胞間隙をすり抜けて、血管壁の内膜・中膜にプラークとして溜まり、その厚さがIMTと表現されます。

(訂正:私の書籍「脳梗塞・心筋梗塞は予知できる」のP80:血管プラークはなぜできるのか・・の記述は誤りです。当時の医学の教科書の記述をそのまま鵜呑みにして記載しました)

血管内皮細胞ですが・・血糖が上がると→浸透圧が上昇し→内皮細胞の水分が減少し→内皮細胞が小さくなり→細胞と細胞の間の隙間(細胞間隙)が広くなる。すると、口から入って血液中へ移動した脂質粒子が血管の壁内にとても入り込みやすくなるのです(事実からの私の仮説)。

逆に、低血糖の時間が長く続くとその逆の現象が起こります。

下図は菓子類の過食→血糖・浸透圧が急上昇した場合の動脈内のイメージ図です。

メモ:食後に増加する様々の大きさのRLP粒子(脂質の燃えかす)は、マクロファージに貪食されます・・つまり・・、生体内での扱いは劣化脂質扱いといえます。皮下脂肪や内臓脂肪などの生体が意図的に蓄えた脂肪(脂質)をマクロファージが食べる筈がありません。

RLPに関しては、冠動脈疾患での血中濃度は必ずしも高くはないとする報告(木庭ら. J. Cardiol 2000;36:371-378)がありますが、LDLの場合と同様にRLP中の最小微粒子のみが沈着している可能性があります。
*RLP:レムナント様リポ蛋白:remnant-like lipoprotein particles、レムナントとは"燃えカス"の意味

氷河期を生き延びた人類にとって・・糖は大切なカロリー源です。
つまり、人体のシステム上で、浸透圧の上昇をある程度は容認されているのが・・"糖分"・・なのです。 ところが、人類の血管内皮細胞などの生体機能は「まさか劣化・酸化脂質をこれだけ多く食するとは想定していない」ための、進化の"手ぬかり"な部分だと思います。

つまり、血管内皮細胞だけは浸透圧や高血糖・酸化ストレスに負けない強固な細胞膜にしておかなければならなかったのです。

メモ:「高血糖が、ネコの網膜動脈の血管内皮機能障害を起こし、その機能障害は血糖の濃度依存性に強くなり、・・・しかし、血糖の低下で機能障害も改善される。」(長岡泰司、十川健司:医科学研究応用財団研究報告 2010.2)
この論文は、高血糖(glucose )によるストレスが、濃度依存性かつ可逆的な血管内皮機能障害をもたらし、併せて、浸透圧のみでは血管内皮機能障害を来さないことを動物実験で証明していますが、浸透圧が上がることで、網膜動脈の血流量と流速が増し、"ずり応力"が働き、血管径も拡張することを研究結果は示しており、非常に興味深いです。

つまり、血糖が上がると血管内皮細胞は極僅かだけ萎縮し、内皮細胞間隙が拡大しているのに・・・さらに血管径が拡張すれば、益々細胞間隙は広くなり・・しかもこのように"ずり応力が高くなる"と、大血管内皮層の高分子透過性が亢進し(Fry,DL. Circ. Res 22,1968) 、高分子の劣化脂質までもが血管壁内へ進入しやすくなる・・・との考察が成り立ちます。

血糖が異常に高くなり・・低血糖の時間帯が無い・短い・・・その状況が長く続くことが糖尿病ですが・・・・糖尿病になると・・なぜ動脈硬化になりやすいか?・・・この疑問符に答えられる一つの仮説・・だと思います。

先に述べた実験結果などを元に、野菜を先に食べて血糖のピークをなるべく下げようとの努力がなされていますが、・・・プラーク改善の観点からは・・ささやかな効果しか期待できないでしょう。

血管プラーク形成のメカニズムを視野に入れて・・食べ方を考えると・・・・

食間・深夜の甘いおやつは控えましょう。という話にもなります。

1)食後3〜6時間後・・RLPなどの劣化・酸化脂質の血中濃度はピークに達する。
2)甘い物を飲んだり、食べたりすると1時間で血糖の血中濃度はピークに達する。

つまり、食間などにお菓子や果物などを多く食べると、劣化脂質が血管の中を最も多く流れている時間帯に血管内皮機能が最悪の状態(血管内皮細胞の萎縮、機能低下)になり、プラークの進行に拍車をかけることになります。

甘い物が欲しい低血糖時間帯は、血管内皮細胞が休息するための時間帯であり、劣化脂質がたくさん動脈の血管内を流れている最中であることを理解してください。

"甘い物"欲求抑制の対策として、トマト&野菜入り(果実なし)の野菜ジュース(伊藤園)を飲むと、甘さ欲求が治まります(数名で実験済み)。

スイーツは間食せず、食直後にいただきましょう。食後の脂質が少ない果物などのデザートは科学的なのです。

b):血液のアルコール濃度

内皮細胞を縮める食品は・・・砂糖以外では・・アルコールです・・これが大問題です。 アルコールは細胞膜を固定する作用が強力です。

血中アルコール濃度がある程度以上に高くなると、ゴム風船みたいにしっかりした内皮細胞が、小さな穴の開いた紙風船みたいに変性して・・細胞内と外の物質が簡単に行き来できる状態になり、・・その細胞に・・血圧という・・ものすごい圧力(正常血圧で充分)がかかり・・細胞は小さくなり・・細胞間隙は広くなり・・大きな脂質分子も、小さくて比重の重い劣化脂質も区別無く血管壁内へ進入すると考えられます。(事実に基づく仮説)

そのイメージ像です・・

実際の事例を述べると膨大な症例数になりますが・・・

事例1:56歳の男性で、アルコール多飲&洋食好みの方で、2013年9月頸動脈プラーク:C-max=3.1mmと肥厚していましたが、順調に改善し、2014年2月C-max=2.94mmまで低下していたのに、2014年7月急にC-max=3.54mmまでプラークが急に驚く程に悪化しました。 理由は4月から・・転勤での送別会が月に何度も有り、食事内容は同じでも、アルコールを飲み過ぎたらしいのです。プラーク++の方は・・・たまにでも・・アルコール多飲は危険です。

どうしても・・たまに飲むなら・・酒類で最もアルコール濃度が低いビールのみ・・がお勧め・・・生ビールならジョッキ2杯まで・・ゆっくり飲みましょう。

なぜビールがいいか? 下図で説明・・・・3.5%以下のビールは更に良い

事例2:25%アルコール濃度の焼酎を5割に薄めて、コップ2杯を1回/1〜2週でプラークが悪化した事例あり。

アルコール濃度の濃い焼酎の飲み方ですが、焼酎4:水6の割合以上の濃い飲み方をした人は・・・プラーク改善例の記憶がありません。焼酎2:水8割でいただきましょう。あるいは、先に水をコップ1〜2杯飲んだ後に5割の焼酎を規定量でもいいでしょう(上図参照)。

胃・腸の粘膜にエチルアルコールの分子が接触してはじめて血管の中へ吸収されますから、水を飲んだ後なら血中濃度が極端に高くならず、血管内皮細胞に優しい飲み方となります(上図参照)。

だから、プラークを減らしながら、アルコールを飲みたいなら低アルコールのビールがいいのです。 プラーク治療の立場からは、プリン体ゼロ、糖質ゼロなど・・・どうでもよい・・事なのです。

事例3:12.5%の赤ワインをワイングラス2杯(約300cc)・・月に2〜3回を習慣にしていて・・それだけでもプラークが悪化した女性の事例もあります。
(個人差があり、全例でこのようになるとは思われませんが、実例です)(上図参照)

今まで、ビール350〜500mlまでなら毎日飲んでもいいですよ・・・とお話ししていますが・・・・ご自身の決断でアルコールを断ち、ノンアルコールビールにして我慢した人達は・・100%のプラーク改善率です。・・参考までに。

"アルコールを我慢"無くしてプラーク改善無し。・・どんなに食事をがんばっても・・です・・・

<高血圧に関する考え方>

メモ:高血圧で血管内皮細胞にキズが付くでしょうか?・・・人間や動物は危険が迫ると脈拍を増やし、血圧を上げ・・・心臓のエンジン全開で・・・その場から逃げる・・・あるいは敵と戦わねばなりません。・・・そんなことで神は血管内皮細胞障害を来すように設計するでしょうか・・・もしそうなら神の設計ミスです。

また、成人での運動時の血圧は、脈拍と連動して上昇し、最高血圧は200近くまでに上昇することが証明されています。(須藤勝見、他、大阪教育大学紀要 S49)

ではなぜ運動を職業にしている人が、一般の人よりも動脈硬化が進んでいないのでしょう? やはり"高血圧は動脈硬化の原因ではなく結果"と考えるべきでしょうね。

・・・つまり・・塩分制限して・・少しだけ血圧を下げる努力をしても・・・動脈硬化(プラーク)予防にならない・・・のです。・・・また、特に塩分制限していない当院のプラーク改善・治療の実績がそれを物語っています。
(ただし、既にプラーク+++状態で、心不全傾向がある方は塩分制限をしなくてはいけません)

高血圧の治療の本当の目的は"いざという時の脳出血の予防"であって、普通に考えれば動脈硬化の予防になるはずがないのです。

従来の「動脈硬化のメカニズム」の定説は修正が必要と思われます。

ただし・・・高血圧を決して侮ってはいけません。最近、私の知人(63歳)が脳出血で倒れました。・・日頃から血圧が高かったそうです。

私の考えですが・・最高血圧が150〜160なら:EPA+プラーク改善食+軽い降圧剤、160以上なら:降圧剤+ EPA+プラーク改善食+減塩を行い、血圧が安定してくれば順次→減塩程度をゆるめる→降圧剤の減量→中止〜血圧観察のみ・・(この状態になれば血管プラークは既に改善している場合が多い) とにかく減塩食は味がまずいです。

脳出血予防を物理学的に考えれば・・・最高血圧のみが重要・・・・最低血圧のことはあまり気にしないでもいいのです。

そこで血管プラークを減らすコツ(3本の矢)ですが、次のイラストをイメージして下さい。
  (・・高血圧を治すコツや方法・・・は・・・この項目の・・付録に過ぎません・・)

1本目の矢:「血管内皮細胞」に関して・・・・何を食べないか・飲まないか
・・・まとめると・・・・

血管内皮細胞の間隙を広げない・・・・・・・血管内皮細胞を・・・・いたわる心

(a):アルコールは当院の基準をお守りいただく。(全く飲まないのがベスト)
(b):砂糖類を含んだ食品(飲料水・果物・他)の過食・間食を慎む。血糖値をできるだけ上げない。

2) 「劣化脂質」に関して-----2本目の矢

「劣化脂質」の摂取制限・・・・・・・・・・・何を食べないか・飲まないか

(a)プラーク(劣化脂質の塊)の原因食品を食べない・飲まない・・・(参照2)・・・強い意志  (b)血中の劣化脂質を少しでも減らす・・・・・・・・・青魚(EPA・DHA含有)などの摂取

例えば、フライパンに植物性の油を入れて加熱・・・その油は野菜にくっついて・・血管内膜・中膜肥厚(IMT)へほぼ直行するような臨床イメージがあります。サラダ油のみならず・・全ての植物性油での炒め物・揚げ物・フライ物・天ぷらも避けましょう。

特に糖質制限食がまだブームですが、油炒め・揚げ物類を制限しない食習慣は、とても危険です。 ---(理論は結果を正しく認識し、修正されるべきです・全ての理論に権威付けしてはいけません)---

3)「マクロファージ」に関して-----3本目の矢

白血球の一部である「マクロファージ」 の貪食能を高める・・・・何を食べるか・飲むか

(a) マクロファージの働き(貪食)を高める食品摂取に務める(参照2)・・・ねぎらう心
(b)EPA服用はマウス実験で血管プラーク肥厚を抑制する働きがあります(Matumoto M, et al. Atherosclerosis 2008; 197:524-33 )が、これもマクロファージを介した現象でしょう。

プラーク(動脈硬化)改善の食生活は・・ガン予防・風邪や肺炎などの細菌・ウイルス感染症予防の食習慣と全く同じです・・・プラーク改善の食習慣は"一石三鳥"の食習慣なのです。

<血管プラークが減る理論的背景の図解>

悪玉コレステロールという名前を付けて皆さんを怖がらせているLDLは基本的には、その血中濃度とプラークの厚みとの関係は無く(参照3)、プラークの原因物質とは考えられません。つまり悪玉ではないのです。

ただ、女性のS-maxとプラークとの関係が認められましたが、おそらく急峻なカーブの部位なので、菓子類の摂取過多による・・・高血糖と乱流による内皮細胞障害がより強く現れて、少量のLDLが沈着したものと考えられます。

プラークは流体力学的に溜まるのであって、決してマクロファージが溜めるわけではありません。
プラークが溜まることで、血管壁細胞に物理学・化学的な変化が起こり、それに反応した生体防衛システムの指令でマクロファージが動員されます。(私の仮説)

微粒子の劣化脂質が、血管内皮細胞の上をころころ転がるだけなら問題ありませんが、ひとたび細胞間隙にはまり込むと、強力な水圧(正常血圧でも)で細胞の奥へ押しやられ、次々に内膜・中膜内に劣化脂質が押し込められていきます。

マクロファージの泡沫細胞化・・をプラークの原因と捉えて・マクロファージが"悪い"・・・と誰もが教わりましたし、悔しいかな・・私の書籍(P80)にも同様のことを、医学書の受け売りで書いてしまいました。・・・泡沫細胞に対する現在の私の考えは・・・まず・・物理的に溜まったゴミを・・・使命感から・・限界以上に食べて・・腹を壊して殉職したマクロファージに見えます。

そうでないと、マクロファージが望んで自殺しなければならない理由がありません。 石灰化のない肥厚したプラークの表面は、流体力学に左右されて、綺麗な平滑状態になっていますので、泡沫細胞がプラークの本態とはとうてい考えられません。

プラーク堆積の本態は、パチンコ玉の受け皿にパチンコ玉が溜まる感じ・・が正解でしょう。

もし、動脈硬化に関するサプリ服用をお考えなら、ここまで述べた「3本の矢」のいずれかの益になり、しかも、いずれかの妨げにならない製品をお考え下さい。 つまり、「血管を若くする」「血流を良くする」とか、「血管の弾力性が改善する」「血管をしなやかにする」などの製品より、血管のプラークを減らすのに役立つサプリや食品をチョイスすべきです。

例えば、赤ワインはポリフェノールが豊富でいいのですが、摂取量が多いとアルコールによる血管内皮細胞障害が起こります。

動脈硬化を治したい方は、医療機関に受診されて、少なくとも頸動脈エコーをお受け下さい。プラークがあれば、エパデールなどのEPAを処方していただけるか検討していただいて下さい。LDLが高くても・・・LDLの合成を抑えて、LDLを下げるスタチン剤は・・決して必要ではありません。

私も2009年まではスタチン剤(リピトール・クレストールなど)を使用していましたが、筋肉痛・関節痛・肝障害・他など・・様々な副作用が約20〜25%の症例に出現しました。 また、国内でも間質性肺炎などの重篤な有害事象も報告され、継続服用には特に注意が必要です。

4)「心理学」に関して--------4本目の矢

「油断大敵」・それは・・スタチン剤を処方しないこと・・・処方していただかないこと

多くの医療関係者も・・そうでない方も、「LDL=動脈硬化 の教え」のマインドコントロールにかかっていませんか?

そうだとしたら・・「LDLが下がる」「LDLが低い」→(人間心理から)→アルコール・食品摂取に甘くなります・・・悪くいえば・・無頓着(危機意識ゼロ)になります。

でも、普通の人にはプラークが見えないのだから無理ありませんね・・・・。

(アルコール多飲や油炒め・揚げ物多食でもLDLは上昇しませんから、極めて危険です)

そのような訳で、スタチン剤を服用するとプラークがさらに悪化する場合も考えられます。

"スタチン剤を服用させない・処方しないことがプラークを減らすコツ"の一つなのです。

もし、スタチン剤を服用されていれば・・「食事をもっとがんばりますので・・と、前置きして」スタチン剤をエパデールSなどの薬(EPA製剤:実質サプリ)への変更を主治医にお願いされてはいかがでしょう。--決して、「本に書いてあったから・・とか、ネットで調べたら・・」などとはおっしゃらない方が無難です。

私もそうでしたが・・一度教育を受けたDrの考えは、自分自身で悟らないかぎり・・・変わることはないのです。****組織としては過去の誤りを認めるのに時間がかかります****。

私の食事療法+EPA服用では自然にLDLが低下していきます(参照4)・・ただし・・LDLが低下してもしなくてもプラークの改善には直接関係ありません。

<スクリーニング検査で中等度〜高度の頸動脈狭窄症が見つかっても、慌てないこと。>

人間ドックなどで頸動脈狭窄症といわれて手術やステント拡張術を勧められていませんか?

頸動脈の内膜剥離術やステント拡張術などの手術に関して・・・最近の米国の報告「頸動脈内膜剥離術(CEA)や頸動脈血管形成術+ステント留置(CAAS)の害は便益を上回る:米国予防医療サービス対策委員会(USPSTF),Ann Intern Med 2014 年7月8日オンライン版」などもあり、お勧め致しません。

頸動脈狭窄症は内科的に治せます。(参照3)

バイアスピリン、プラビックス、プレタールなどの抗血小板剤を1種類だけ服用中の方は、私の食事療法を最大限に厳しくお守り下いただき、プラーク改善を速める目的ですが・・・追加の薬剤として、エパデール(EPA製剤)の適応があるかどうかを主治医にお尋ねください。

なお、経済的な負担軽減と前述した心理学的見地からも・・可能なら・・特に必要ではない「スタチン剤の中止」を前述同様にお願いされてはいかがでしょう。

まさに命をかけた戦い・・中国故事の「背水の陣」を敷くべきです。・・・・必ず勝てます・・敵は・ガン細胞とは違い・・・知恵・目的意識を持たない寄せ集め集団・・ですから。

なお、
「劣化脂質」「マクロファージ」に関しては「参照2」 、「参照5」などをご覧下さい。また、私の仮説がある意味で正しいとする証拠「参照4」「参照6」 、「参照7」もご覧下さい。

脳梗塞・心筋梗塞・動脈硬化性の認知症などを予防する方法として、「動脈硬化の5つの危険因子があって・・・」の解説がほとんど全ての病院でなされ、実行されているにもかかわらず、・・全くといっていいほど、現代医学の予防策が結果を出せないままでいます。(理論の修正が必要)

スタチン剤の教育を受けられた若い先生方には・・今一度、御自身の視点で動脈硬化・プラークの治療をお考えください。

当院のスタチン不使用での「EPA+食事療法=プラーク改善」は揺るぎない事実です。「参照6」 、「参照4」

************ 健康管理の落とし穴 ***************

1)8カ所の血管エコーを受けていない方々は、40〜50代でも土石流危険地帯にお住まいの方々と同様ではないでしょうか。

2)特に、糖尿病や高血圧の方で、血管エコーを受けておられない方々も目立ちます。

3)血流検査・血管弾力性検査・頭部MRI検査で決して・決して安心してはいけません。
(全身の血管CT・MRIでも、血管の石灰化は見えても、造影剤に混じった血流は見えてもプラークは写らないのです。柔らかいプラークはゆっくり堆積しますので、血管自体も水圧でゆっくり拡張し、プラークの堆積を判定困難なのです)(参照8)

このサイトをお読みになり、両親・夫婦を介護できる健全な肉体・経済力を維持していただく様に、切にお願い致します。

団塊の世代にはもう時間は残されていません。67歳以上の男性(453例)は・・戦後の食糧難で"飢えた記憶"をお持ちの方々で、特にその反動で過食傾向にあり、バブル時代の影響もあり・・「プラークが溜まっていないのが例外」・・と思えるほど・・脳梗塞・心筋梗塞リスクレベル3以上(極めて危険)である症例が453例中の390例(86.1%)でした・・・本当に深刻な状況です。

脳梗塞・心筋梗塞リスクレベル4の症例は、453例中の309例(68.2%)でした・・・つまり・・67歳以上の男性の・・3人中の2人(66.7%)は・・いつ倒れても不思議ではない状況です。本当に・本当に深刻な状況です。

また、453例中の101例(22.3%)が既に・・脳梗塞・心筋梗塞などの脳・心血管イベントを経験済みでした。

至急に、少なくとも頸動脈エコーはお受け下さい。 ただし、頸動脈に厚いプラークが無くても、8ヶ所の血管エコー「参照9」 、「参照10」 を受けるまでは安心してはいけません(参照8)

あなたのご両親は大丈夫ですか?? ネットを使えないご両親の指導をお願い致します。

-------2014年9月15日記載-------

 

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