久留米市野中町の肝臓内科・血管内科・消化器内科・乳腺内科です。電話:0942-33-5006
コレステロールを下げるスタチン剤が人類にとって・・どんな利益があるというのでしょうか?
医学の本来の目的は、LDLを下げる事ではなく、プラーク(動脈硬化)を治療・改善させることですよね・・・ ABIなど血管年齢検査とプラークは無関係。
スタチンでLDLが下がって・・・感動される先生なら・・・「LDLを上昇させても・・・プラークを治せる」・・・という事実・・・を体験されたら・・・驚愕されるに違いありません。
EPA&「RAP食」によるプラーク治療法は・・・動脈硬化の常識を疑うという・・・コペルニクス的転回により開発できました。
これまでの症例におけるスタチン剤関連の症例で、その事実関係を公表します。
53歳 男性
(もし血管エコーができないクリニックなら、主治医にLDL上昇を厳しく注意され、ガックリして帰宅されたことでしょう。スタチン剤を飲んでLDL管理・・・という、現代医学の治療法は何とかしなければならないのです)
スタチン剤を止めたので、11ヶ月間はLDL200であったと思われます。同時にL/H比>3.0であっただろうと推測されます。理屈より・・・直接見ればいい。
スタチン剤を止めたので単純にプラークが改善したのではありません。
「患者さんと私(Dr)が・・LDLが低下したのでプラークが改善するはず・・・」との“思い込み”が逆効果をもたらした。 プラーク改善の真の理由は・・・「プラーク悪化」という事実を突きつけられ・・・そのことに真摯に向き合い・・・精度が向上してきていた「RAP食」に専念したためだと思われます。
スタチン剤を止めてから“背水の陣”で動脈硬化治療の「RAP食」に専念いただいたことが・・・著効をもたらした。
スタチン剤(プラバスタチン5mg)を途中で止めるとプラークの改善が鈍るか??
そんな心配も聞こえてきそうなので、検討しました。
図に示すように、スタチン剤+EPA製剤+「RAP食」でプラーク改善中に、途中でスタチン剤をやめても、プラーク改善は鈍ることはない・・・むしろ改善のスピードはアップした。
単純にスタチン剤を止めたからプラークの改善がアップしたのではなく、2015年の1年間での「RAP食」の精度向上の結果と思われます。
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今までの研究で確認できた事実ですが・・・
1)RAP食+EPA製剤(900mg)x2 で・・・
LDLは低下する場合が多い
2)RAP食+EPA製剤(900mg)x2 で・・・
プラークは・・・改善する
3)スタチン剤でLDLを下げても・・・
プラークは・・・改善しない
4)プラークの程度とLDLの明確な関連は無い
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・・・・・・・プラークと関係ある食品を研究し・・・・・・・
プラークをスタチン剤offで治療しよう
スタチン剤を服用しない方が・・経験上・・・・プラークがどんどん良くなる・・・。
でも、ベースは「RAP食」&EPA製剤です 。
スタチン剤不使用で・・・プラークはどんどん改善
スタチン剤を使わないで、EPA&「RAP食」でプラークがどんどん良くなる。スタチン剤を使用していた頃と比べれば・・・副作用がほとんどないので・・・患者さんの訴えが激減。
以前はスタチン剤を服用した患者さんの25%前後も、なんらかの関節痛・各所の筋肉痛・消化器症状・肝機能異常・耐糖能異常・・・などが認められた。そのために頻繁に採血が必要であった症例もまれではなかった。
LDLの値は参考程度に・・・EPA&「RAP食」でプラークは退縮。
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「RAP」食・EPA・・・守れば・・・
TG(中性脂肪)・LDL・・・高いままでも
・・・プラークは改善する!
もちろん・・・スタチン不要・・・
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体質異常なのか・・・RAP食を守れていても・・・LDL・TGが低下しない場合もありますが 心配無用・・・不思議と・・・プラークは・・・どんどん改善する・・・
このようなケースでのLDL・TGの質に興味あるも・・血管内皮細胞・マクロファージなどとの関係も考慮が必要でしょう。
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LDL低値でもプラーク++++例が多く認められるのは事実……………………………………………………………………………………………………
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「RAP食」だからこそ・・・
LDLが低い人達も・・・
血管プラーク病の全ての人を救えます...
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そんな事で・・・安心してはいけません・・・
脳梗塞・心筋梗塞などで倒れるのは必然です
特に、まだ糖質制限中の皆様・・・ご注意下さい
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現状の生活習慣病の治療に・・・
“プラークを治す”・・・という
イノベーションを!!
・・・・・・・もう過去の理論に囚われる必要はありません・・・・・・・・
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2016年4月26日 記載
2018年2月28日 実例2に関する記事修正