脳梗塞・心筋梗塞の完全予防法

脳梗塞・心筋梗塞にならない食べ方&プラークを低下させるための要件

2016年9月20日改訂。

以下に述べるのは、著書「脳梗塞・心筋梗塞は予知できる」記載以外の注意事項ですが、血管にプラークが溜まっていない人(私の基準でレベル:0〜1の方)は今まで通りでかまいません。レベル:2の方は注意する必要があります。

特にレベル3〜4の方・糖尿病・大腸ガン・前立腺ガンの方・その他の動脈硬化関連疾患(サイトの別項目参照)の方は以下の事柄を少なくとも2年間はお続けください。その後はそのような食習慣が当たり前に感じます。

この食事療法は動脈硬化改善・治療および予防、更にすでに脳梗塞・心筋梗塞になられた方や認知症の傾向がある方への食事療法とお考え下さい。頸動脈プラークが肥厚している人は認知症になりやすい(Wendell CR et al.: Stroke 2012;43(12))との一流雑誌で報告有り・・つまり・・この食事療法は・・認知症予防の食事療法でもあり・・・血管病全ての予防・治療に効果が期待できます。

この食事療法には、エパデールSなどのEPA製剤の服用(サプリでのEPA服用はお勧めできません:EPA,DHA以外に含まれている雑多の魚油が問題です)・・がお勧めです。LDLを下げるスタチン製剤はお勧めしていません(理由のエビデンスはサイトの各所に掲載)

なお、当院へ受診された脳梗塞・心筋梗塞後の方や血管プラークの改善がみられない方・レベル4の方へは、以下の文面よりもっと厳しい文書をお渡しして指導を行っております。

「2年間の我慢で一生の五体満足が得られます。努力しましょう、するしかない」

**フライ物・揚げ物・脂身類・油炒め類**

1)ギョウザの中身は脂身&肉です。 野菜だけの餃子でもフライにせず水餃子で。
B級グルメで人気の餃子ですが・・意外な落とし穴があります。
2008年度の餃子消費量の上位10県の内の4県は、2010年度の大動脈瘤破裂(女性)での県別死亡ランキングの上位10県にランクインしていますが(当サイトに紹介)、偶然なら凄い確率です。
2)亜麻仁油・エゴマ油・ココナッツオイル・米油・ゴマ油・オリーブ油など、1加熱したら酸化&劣化しますので、特に控えましょう。
(ふりかけゴマ・ゴマ豆腐のゴマ・生のオリーブ油などは、レベル0〜1の方は普通に可です)
3)コロッケ・天ぷら・から揚げなどの衣は控える。(劣化・酸化脂質を多く含む)
4)揚げ物の2度揚げはしてはいけません。(更に脂質の劣化・酸化が進行する)
 (魚の南蛮漬けは衣を外して魚だけいただきましょう。
5)加熱調理時のベーコン・食用油など(脂身、全ての食用油)での味付けは控えましょう。味は良くなりますが劣化した脂質をいただくことになります。

メモ:血管プラークが一番少ない食習慣のグループは、アルコール少量(ビール換算なら1日500cc以下)で天ぷら・揚げ物類が嫌いな人達のグループでした。当サイトの脳梗塞・大腸ガンなどになりやすい県別ランキングに掲載。

メモ:油を使わないフライ調理器具がありますが、たまに作る子供の弁当用ならいいでしょうが、50過ぎの大人がフライ物をわざわざ食べる必要はないでしょう。脂肪成分は少なくはなりますが、ゼロにはなりません。また、子供だからこそ揚げ物を好きにさせないこと・・が・子どもの将来のためです。
親やお爺さんが食べていると子どもはその食品を欲しがります(生き物の生きる術として)。

また、食習慣で揚げ物・油炒め食品・脂身類などの味や、その食感を快感に思っていた自分の脳細胞を教育する意味合いからも、頸動脈にプラークが肥厚・堆積している人も、していない人も、子供ならなおさら、そのような食品を"好む脳"にさせないことが肝要です。・・頚動脈エコーでは動脈硬化の3〜4割程度しか判定出来ず、健診の採血結果では動脈硬化の程度をほとんど判定出来ない・・のです。「君子危うきに近寄らず」 

**肉類**

1) 動物性蛋白は白身魚、鶏肉(皮なし)、豚肉(赤身:特にヒレ肉)、卵白などから摂取。牛肉を食べたいときは、オージービーフのヒレ肉を茹でて調理するか、“西洋水炊き“のポトフなどで頂くのがお勧め。豚のバラ肉などは脂身を調理前に取り除けば、普通に料理に使っても問題ありません。(脂の多い青魚や霜降り肉は特に避けたい食材です)
2)ステーキ食べたいなら、特に脂が少ない牛肉や、豚のヒレステーキ少々。添え物の油炒め・ポテトチップスなどは残す。霜降りのロース・サーロインは避ける。
(半年過ぎると、他の人が脂身の多い肉を食べていても欲しくならないでしょう。それがヒトの本能です)
3)焼き肉(鳥)の場では、ホルモン、豚バラ、ハラミ・カルビ・ロース・鶏皮は控えて、ミノ・砂ズリ(砂肝)・鶏肉や脂身の少ない赤身の肉を選択しましょう。
4)チャンポンなどのバラ肉でも脂身は箸で外して食べない。鶏のササミは普通に食べても可です。
5)すき焼き・しゃぶしゃぶなどでも脂身は残す。お湯で脂が全てとれますか?
6)ハム類は脂身を残して食べる。サラミは控える。

**果物・お菓子類**2016年3月28日**追記あり

1)果物は糖度が低く、脂質が少ない、やや小さめの果物を選ぶ(イチジク・イチゴ・ビワ・スモモ系・サクランボ・瓜など)。つまり、少量で満腹感になる果物が可。アボガドは脂質が多いので特に控える(たとえサラサラ成分が入っていても)。
2)飽和脂肪酸の少ないお菓子を(やはり和菓子がベター:でも油で揚げていないこと)
饅頭(餡なし)や焼き芋・甘栗・などは・・たまになら可。バターを使っていない食品を選ぶ。基本的に手で触って、指に油がつく食べ物は避けましょう。餡入りまんじゅうを食べるときは、2個以上食べない。
洋菓子より和菓子がいいですよ・・とお話ししたら、餡入り饅頭を1日に何個も食べてプラークを悪化させた方がおられました。
3)砂糖入り飴はシュガーレスの飴に変える。黒砂糖も砂糖です。蜂蜜も砂糖の一種と考える。

4)センベイは甘党の人が食べたがる代物ですが、プラークが改善しない人の中で4名にセンベイを毎日食べている人がいました。当初は餅と同じだから・・と、軽く考えていましたが・・食用油を練り込んだ製品が多いそうです。療養中の方は控えましょう・・炒り豆でも召し上がり下さい。

備考) 煎餅に限らず、麺類、餅など・・全ての食材で、植物油脂や植物油の添加品にご注意を(高級オリーブ油なども例外ではなく、全ての植物油の添加品)。 魚や肉、およびその加工品の脂質の量は問題です。でも、植物の場合は、アボガド以外の脂質量は特に問題にする必要はありません。

注意)
a)テレビで"黒砂糖が健康にいい"と言っていたので、毎日昼のおやつに黒砂糖を食べて、プラークが激しく悪化した事例有り。
b)バナナを毎日食べている人は血管プラークがほとんどの人で多く堆積していました。果物の食べ過ぎはいけません。
c)赤ワインはポリフェノールが多いので健康にいい・・焼酎は健康にいい・・と聞いたので、信じて?飲み過ぎてプラークを改善させない人、悪化させた人もいます。

メモ:NHK大河ドラマ「八重の桜」でも有名な新島襄:46歳で心臓病(おそらく心筋梗塞)が悪化して永眠。応接間に鍵付きのボックスがあり、新島襄が客人用の西洋お菓子を食べてしまわないようにしていた・・そのくらいの甘党だった・・・・ために・・・>心臓病になったのです。

**卵***

1)生卵またはゆで卵は毎日1個までOKです。卵焼きは油を使わないで調理を。(油を敷いて焼いた目玉焼きは、底の焦げた部分は劣化(酸化)した脂肪成分なので残すこと)

**乳製品**

1)市販の牛乳:生(ピュア)の様に見えても、攪拌で酸素が混じり酸化し、加熱殺菌の過程でも酸化されます。低脂肪であっても摂取しない方が無難です。(牛乳は「酸化した液体の牛肉」的存在です。50歳以上の人はいつまでも牛乳を"栄養"と思わないようにしましょう。また、牛乳を摂りすぎると、血中のカルシウムが急に高くなり、腎臓から余計にカルシウムが出て、その分を骨からカルシウムを放出し、かえって骨粗鬆症になり易いといわれています。
2)チーズ:料理にたまに少量使う程度まで。加熱した乳製品ですが、再加熱しないで少量いただきましょう。
3)ヨーグルト:牛乳やチーズ同様に、小カップでも毎日摂取は控えましょう。ただし、プラークのレベルが2〜3〜4の人や50歳以上の方は豆乳ヨーグルトに変更すべきです。
高齢者でインフルエンザ予防にヨーグルトを毎日食べる方がおられますが、高齢者の多くはレベル2〜4ですので、乳製品によるヨーグルトは避けるべきです。豆乳ヨーグルトでもマクロファージの活性(ウイルス退治・がん退治・プラーク貪食)が高まりますし、インフルエンザなどの予防やプラーク改善の手助けにもなります。豆乳を乳酸菌で発酵させたヨーグルトも多くの製品が市販されていますが、できれば糖分(果汁成分など)を入れていない製品を選択しましょう。
なお、トーラク(株)の砂糖・果汁成分入りの豆乳ヨーグルト(製品)なら、数名のプラーク観察結果から、毎日食べてもプラークの進行には関与しないことが判明しました。この場合は、砂糖摂取の不利益より、豆乳ヨーグルト摂取の利益の方が勝った結果と思われます。
4) アイスクリーム:乳製品ですから毎日食べるのは控えましょう。

注意):血管プラークを減らす努力が必要な方は・・乳製品は少量でも・・控えましょう

**アルコール**

1)1)「ビール換算で350cc/日まで」が目安ですが、プラーク改善・治療の経験から、ビール以外のアルコールでは、25%焼酎なら40cc/日まで、12.5%ワインなら60cc/日まで、15%日本酒なら60cc/日まで。

血管内を濃度が高いアルコールが流れると、血管内の内側の内膜が、いわゆる「皮膚の火傷」状態になり、ボコボコに傷んで、縮んだり・はげ落ちたりした内皮細胞が修復するのに1ヶ月位かかりますので、その間に、わずかの酸化・劣化脂質・酸化していない脂質でもどんどん血管の壁の中へ、マクロファージと関係なく、単に流体物理学的な作用で入り込んでいきます。

上記の量を守らなければ、脳梗塞・心筋梗塞リスクレベル=1〜2の人は、プラークが進行してレベル3〜4になり、特にレベル3〜4の人は近いうちに脳梗塞・心筋梗塞になるでしょう。***多くの事例があります。月に1〜2回でも・・本当にアルコール多飲は怖いです***

最近アルコール濃度3.5%のビールがサントリーから発売されています(名:和膳)。これならビールを少し多く飲めます。糖質の量はどうでもいいのです。

なぜ? 血液内のアルコール濃度がある限度以上ならアウトなのでしょうか・・・?

理由説明:5%のアルコール濃度液0.5ccを皮内注射したらどうなると思います? 一瞬で皮膚が5mm程陥没して凹みます・・しかも激しい疼痛!と同時です。皮膚の細胞の細胞膜が溶けて細胞が一瞬に縮んだのです(自分自身の腕で実験:痛みを感じない皮膚にする目的)。

ただし、血管の中の内皮細胞に神経はなく、アルコールで内皮細胞が縮んで、内皮細胞の細胞間隙が広がり、良質の脂質も血管壁に潜り込みやすい状態になっても、痛みがないので本人は気付かないのです。

2)つまみにフライ物、バター製品、植物油脂添加食品を避けましょう。ナッツ類は素焼きで油の付いていない代物を1日5〜6粒までに・・。血管の弾力性が良くなっても、プラークが悪化しては本末転倒です。枝豆などお勧めですが、豆に含まれている脂質程度は良質の脂質で多く摂取しても問題ありません。竹輪や蒲鉾もいいですが、なるべくですが・・砂糖添加よりブドウ糖(発酵調味料由来)添加の品を選択しましょう。

メモ:あの石原裕次郎氏はアルコール多飲・ステーキ大好きで有名でしたが、結局、解離性大動脈瘤になり手術したものの、肝細胞癌の悪化で永眠:52歳。ちなみに、非ウイルス型の肝細胞癌も大動脈瘤も生活習慣病なのです。特に非ウイルス型の肝細胞癌の人は、心筋梗塞や大動脈瘤の人と同じ程度に血管プラークが肥厚しています(サイト掲載済み)。

**パン? ごはん?**2016年3月28追記

1)レベル3〜4なら、絶対に“ごはん”に。ごはんにはジャム・バター・牛乳など似合いません・・。
2)ごはんは白米でも、雑穀米でも、 玄米でもかまいませんし、それらのミックスでもかまいません。

備考)2016年3月28日時点での追記
療養中の方で、毎日ドイツパン(フランスパンと同じ製法の品)を昼に1年間食べていて、プラークがかなり順調に減った方がおられます。脂質の絶対量が僅かであれば、脂質の量の差は大した問題では無いことが判明しました。このことは逆方向からの事実(脂質が多い魚を多く食べると、酸化していない脂質:刺身でもプラークが悪化する)でも明らかとなりました。

脂質の少ない米やパンなど、電子レンジを使ってもオーブンで焼いて、蒸しても大差ありません。

療養中の方は・・フランスパンなどを食べる際は、バターやマーガリン、ハチミツ、砂糖、ジャム、チーズ、牛乳製ヨーグルトなどを付けないで・・・1日1食だけ・・いただきましょう。
(脂肪ゼロの乳製品ですが・・・まだ実例の経験がなくコメントできません・・豆乳・豆乳ヨーグルトで間に合っています)
3)ごはんや甘くないイモ類(里芋・ジャガイモ)を沢山食べても血管に脂は溜まりません。皮下脂肪になるだけです。
炭水化物を多く摂ると太るのですが、それは余った炭水化物を良質の脂肪で体内に蓄えるから。
軽い運動でも毎日行うことで良質の脂肪が減り、筋肉になります。なお、運動しても腐った脂(プラーク)は燃焼されません。
4)“いなり”より“おにぎり”を.“いなり”の皮は砂糖&加熱した油を含んでいます。
(電子レンジで揚げ物などを温めると脂質が更に劣化しますが、ご飯などの脂肪分が極めて少ない食品をレンジで温めても問題ありません。電子レンジでは脂質の劣化が一番の問題です)

**めん類**

1)麺類のベストは“ソバ”です。うどんでもいいですが、天カス・天ぷら系の具は避ける。
(麺類・パスタなど・・植物油(脂)を添加した製品は避ける。原材料表示を確認しましょう)
2)ラーメン:豚骨ラーメンの汁は飲まない。チャンポンの汁も飲むのは控えましょう。
3)インスタント麺食品:なるべく摂らない。フライした麺や具のフライ物には劣化した脂質を含む
4)イタリア料理ではピザより、脂質の少ない具材で作った和風スパゲッティなどを選択しましょう。

**カレー類**

1)市販のカレールーは食用油や肉の脂などを煮詰めて作られています。
劣化した脂質を多く含みますのでご注意下さい。
自家製カレーなら食用油不使用のスープカレーのレシピを考案しましょう。

コメント)脳梗塞で入院しても、乳製品や食用油(脂)で調理した食品・揚げ物が平気で病院食として出てきますのでご注意下さい。

**塩分制限は?**

1)塩分とプラークとの関係はありません。血圧が高くない方は普通に摂取して結構です。
2)西洋人のパン食&肉類は塩分が少ない・・なのに動脈硬化は超先進国なのです。
3)日本人は“おにぎり”と“漬け物”“魚”と塩分多いですが、日本人の動脈硬化は欧米人より良。
4)塩分多めの昔育ちの日本人が一番長生き・この事実を覆す疫学調査が存在するのでしょうか?
5)塩分消費が多い県は、確かに心筋梗塞・脳梗塞の多い県ですが、その裏事情をご存じですか?。
塩分消費量の多い県は、食用油・砂糖・豚肉・アルコール・餃子などの消費も多い県なのです。
本当の理由はそこにあるのです。過去の疫学調査に油・砂糖・アルコールなどの摂取量は考慮されていないと考えざるをえません。
(当サイト:脳梗塞・・・大腸ガンになりやすい県別ランキング。参照を)
5)現在(2014年4月14日)440名の方のプラークが改善し、多くの方が血圧も低下して喜ばれていますが、誰1人として塩分制限を行っていません。また、高血圧が進行した人は記憶にありません。老人の方は安心して卵かけご飯に漬け物(薄味)・納豆・海苔などをお召し上がり下さい。
ノンカロリーでNa Clの元素しかない物質が、脂:プラークに変わる訳はないのです。
・ 今までの医学は漬け物業者の方々に気の毒なことをしてきました・・。申し訳ありません。・・

**魚介類・海藻類**

1)青魚・白身・赤身に関係なく、後述の脂肪分の少ない魚を選択すべきです。脂の乗った魚は・・・度々食べると・・青魚でも・・刺身で食べても・・プラークが溜まります・・脳梗塞・心筋梗塞・認知症などの方は危険です(常識の誤り)。
海にいる魚介類(貝類、エビ類、イカ、タコなど)はすべてOKです。(調理に油を使わない)
2)海藻は何でもOKです。イカ・タコ・魚卵などのコレステロールは・・過度に多食しなければ・・特に問題にしないでいいでしょう。
食品成分表のコレステロールの量ではなく、食品の脂質の量が問題なのです。
3)ウニも寿司程度ならOKですが、食べ過ぎはいけません。
4)鯨は魚ではありませんので脂身:ベーコンは動物の脂と考えて下さい。
脂の少ない赤身部分を刺身で食べるのはOKです。
5)魚の煮付け料理も、魚のダシ粉・みりん・醤油などを使い、うま味で甘さを演出する。
オリゴ糖は低カロリーの甘味料ですが、甘党の方は“甘み中毒“状態ですから、脳細胞を”甘やかす状況“になるので、あまりお勧めできません。”甘み欲求“に打ち勝つことが治療には必要です。
その意味で、“希少糖”入りのお菓子も控えておくのが無難です。
注)魚介類、蒲鉾でもフライ物は避ける。注)プラークレベルが2〜4の人達は、脂の多い魚肉は控える(今までの常識が間違っていました)。

**野菜のドレッシングについて**

サラダのドレッシングは必ず、ノンオイルにしましょう。オリーブ油でも同様です。ただし、ノンオイルでも砂糖などの糖類で味付けした製品がほとんどですし、「ポン酢」なども果糖・ブドウ糖などが原材料に含まれていますが、普通に摂取して問題ありません。醤油・味噌・酢醤油なども選択肢です。

マヨネーズは普通にオイルを使った製品です。ゴマだれでもオイル使用なら控えましょう。
最近、食事はバッチリなのにプラークが肥厚した人がいました。「野菜も毎日たくさん食べている」と自慢されていましたが、その沢山の野菜を食べるのに「オイル使用のドレッシング」を普通に使っていたようです。毎日の食品だからこそ注意しましょう。

**お勧め食品**

1)海藻(トコロテン、もずく、メカブ、ガゴメ、トロロこんぶ、海藻サラダなど)には、マクロファージを活性化させる働きがあるフコイダンが含まれていますので週に3〜5回程度いただきましょう。
2)魚介類(生がベストですが、焼く、煮る・・いずれもOKです。脂の多い魚に注意)
*注意)肝硬変の人・重度の糖尿病の人などは、生の魚介類や海水が付着した海藻を食べると、ビブリオ菌感染症になりやすく、腕や足の筋肉が化膿して激しく腐り、一命を落とすこともまれではありませんので専門医に相談しましょう。
3)野菜(葉物、根菜、芋類・何でもOK。バランス良く摂りましょう)天ぷら・油炒めは避けましょう。油炒めはオリーブ油でもダメです。加熱すると劣化します。
オリーブ油は生でも摂取は控えましょう(ドレッシングとしての使用でも)。
オリーブ油を生で摂取することで、血管のプラークが増加しても減少する訳がありません。
4)トマト・納豆・豆腐・味噌・ソバ・雑穀・・青汁・小魚丸ごと・特に、プラークレベル3〜4の人はトマト・緑黄野菜入りの無果汁の野菜ジュース(無糖・無塩)を毎日コップ1〜2杯飲みましょう(野菜を食べていても)&ビール酵母(エビオス)を1日20錠まで、2回に分けて服用しましょう。
5)豆乳・豆乳ヨーグルト(市販されています、乳製品の牛乳で作るヨーグルトではありません)
6)主食なら白ごはん。当然ですが、食用油を使って調理する飯類・麺類などは控えましょう。
7)庶民の味で外食なら回転寿司(回る必要はありません)などでしょう。ただし、脂の乗った魚は敬遠下さい。寿司は後述の魚・魚介類の脂肪分が少ない品をチョイスしましょう。

***プラークが努力しても減少しなかった・悪化した実例***

15通りのパターンがありました。

1)好きな餃子は別枠で食べ続けていた。(餃子好きの県では大動脈瘤破裂・解離、大腸ガンが多い)
2)オリーブ油はいいと聞いていたので、ほとんど毎日オリーブ油で油炒めにして食べていた。
3)昔からパン食なので、朝は普通に食パンにバターを付けて加熱して食べていた。
4)牛乳を毎日500cc飲んでいた人で、プラークが激しく堆積していた例あり。
(牛乳を毎日180cc飲んでいた10数人は、牛乳飲用中、プラーク改善・改善傾向例は1例もなく、プラーク悪化傾向または不変でした。)
市販の牛乳は生のようでも加熱消毒・攪拌などで脂が酸化(劣化)しており控えましょう。カルシウムは小魚・野菜・海藻・エビオスなどから摂取を。
5)食後にお菓子をよく食べていた。(和菓子もしばしば食べるとプラークは減りません)
6)付き合いで油炒めは度々食べていた。
毎日の些細なことですが、電気の節電と同じで無視できません。毎日100円玉を落としても悔しくないかもしれませんが、1年で36,000円の損、6ヶ月ごとに1万円落とすと泣きたくなりますが、1年で20,000円の損で済みます。毎日の小さな食習慣にこそご注意ください。
7)毎日チーズ:他の食事は完璧でも、チーズをワイン(600cc/日)のつまみにして毎日食べていた人のプラークは明らかに悪化しました。**その原因の2割はチーズ・8割はワインの量**)
8)手羽先を2週間に1度程度、2-3個、上等の油で炒めて食べていた。
9)ヨーグルトは健康にいいときいて、毎日ヨーグルト(牛乳で作った)を食べていた。
10)野菜がいいと聞いたので、大盛りの野菜をオイル入りドレッシングで毎日食べていた。
11)指導された食生活を完璧に守っていたが、アルコール飲量を守れなかった10人以上の人はプラークが悪化した。
12)黒砂糖は健康にいいと聞いて、昼のおやつにしばしば食べていた人はプラークが激しく悪化。
13)青魚はいいと聞いていたので、毎日おいしい(脂ののった)青魚を多めに食べていた。
14)「ココナッツオイルは健康にいい」と聞いたので、毎日炒め物にして摂取していた。
15)「甘酒は健康にいい」と聞いたので、酒粕に砂糖を入れて作る・・「偽物甘酒」を1日180cc・・1ヶ月半も飲み続けた人は・・・・プラークが明らかに肥厚(悪化)しました。

**食を考える上で非常に参考になる実験の紹介***2016年2月1日:実験の解釈を修正

写真は1998年にカリフォルニア大学から出された論文ですが、26羽のウサギを非加熱のピュアなコレステロールを餌として与えた群(対照群)、ピュアなコレステロールを100度8時間だけ加熱した後に餌として与えた群(劣化コレステロール群)に分けて12週間後に、大動脈の動脈硬化病変を調べたもので、劣化コレステロールが動脈硬化にどの程度関与しているかを調べたものです。
ウサギの体重に関しては記載がないようですが、カロリーは同じなので劣化コレステロール群でも対照群でも体重は同じと思います。
結果は、
1)劣化コレステロールの摂取は対照群に対して面積比で2倍も動脈硬化(大動脈のプラーク)に関与することを示した。
2)ピュアなコレステロールでも大動脈におけるプラーク面積比で50%も血管に脂が沈着する。
3)LDL値は劣化コレステロール群でも、対照群でもほぼ同値でした。

このことは、劣化コレステロールを多量摂取してプラークが沢山溜まってもLDL値はあまり高くならないだろうという推測になり、人による今まで述べてきた私の集積データと同じ結果ではないかと思います。また、体重が動脈硬化の程度を反映しないとする私のプラークのデータをこの実験は説明してくれているように思います。

(論文の要約の抜粋:酸化した脂肪酸を含む食事(コレステロール食)が、ウサギのアテローム性動脈硬化症を速めることを示した)

コメント:
1) ヒトの場合の動脈硬化は、血管エコーでの観察結果から「コレステロール含有の程度」ではなく、「酸化した脂質」を多く摂取した群において、明らかに動脈硬化は進行する。
2) 酸化していない脂肪酸を含むエサでも、酸化しているエサでも同等にプラークが堆積することもある。つまり・・・脂肪酸を多く含む食品を食べることに関して、酸化していないからと・・決して安心してはいけない。

追記
「2012年8月25日付け朝日新聞」によると、
認知症急増305万人(65歳以上の1割に相当)、更に増加中。・・・その他に、脳梗塞・心筋梗塞の急増・・

映画「千と千尋の神隠し」の冒頭のシーン・・・“千尋が止めるのも聞かず、両親が美味しそうに肉類・揚げ物にむしゃぶりついて食べ続け・・ついにはブタに変身・・そこは幽霊・お化け達の世界”・・そんな映画のシーンが「血管の汚れが見える今の私」には強烈に脳裏に焼き付きました。
映画化した宮崎 駿 監督のメッセージを受け止めてはいかがでしょう。・・・認知症になって、現実離れした映画の世界に迷い込まないように・・・引き返すのは今です。

追記
血管プラークが低下(減少)しない人の原因の第1位は、牛乳でした。牛乳を(低脂肪でも)毎日飲んでいる人は、どんなに努力してもプラークが悪化、または不変なのです。  以前の食事マニュアルには「牛乳は生だから・・」と書いていましたが、新谷医師の「病気にならない生き方」を読んで、これは間違いだったと気付きました。現在まで、毎日の牛乳を止めてやっとプラークが改善しだした症例が12例程度になりました。

また、自家製のヨーグルトを毎日多く食べていた人は、プラークの改善が2年も認められませんでしたが、止めた途端にプラークが改善しだしました。
ヨーグルトも毎日は食べない方が無難です。 ヨーグルトは確かに身体によいのでしょうが、現代人での健康面での優先順位第一位は血管にプラークを溜めないことなのです。その点の配慮が現代医学では欠けています。

追記)
最近はコレステロールゼロ!表示の食用油が消費者を惑わせています。脂肪100%と記載されていますのでご注意下さい。食べ物のコレステロールではなく脂肪分・脂質が危険なのです。

追記)
ある食用油のメーカーの宣伝に、「コレステロールを下げる食用油・・」をうたい文句にしている製品があります。油ですから脂肪分100%に違いありませんが、なるほど!、「揚げ物」「甘い物」「アルコール」大好きな人で、血管プラークが沢山溜まっていて、コレステロール値が低い方が非常に多くいらっしゃいます。でもコレステロールが下がってもプラークが溜まれば心筋梗塞・脳梗塞になるのです。
危険なのはコレステロールではなく、脂質(主に植物油添加、植物油料理、肉の脂、肉の脂汁、酸化した魚油の過食)なのです。食べたときに既に酸化していた油や脂が血管壁に溜まったり、・・酸化していない油や脂でも・・摂取した後に・・体内で利用できなかった油や脂が・・酸化して・・プラークとして粛々と血管に溜まり続けます。

食用油を多く消費している県が、心筋梗塞・脳梗塞・大動脈瘤の破裂・大腸ガン・前立腺ガンで死亡する事が多い県であることをご存じですか?(掲載済み)。コレステロール:ゼロという食品が如何に怖い代物であるかをその統計は物語っていますのでぜひご覧下さい。

アルコールの多飲・食品で血管が汚れることを全く念頭にない日本の現代医学の常識には、多くの誤りがありますので、食品のチョイスではごまかされないようにしましょう。

「何を食べるか・・・」だけをメディアでは流しますが、「何を食べないか・・」が長期を見据えた健康のためには優先順位第一位なのです。

追記)
「糖質制限食」は本当に危険です。血管プラークがより堆積(悪化)し、4〜5年後には脳梗塞・心筋梗塞、10年後には認知症・大腸ガン・前立腺ガンのリスクが極めて高くなるでしょう(根拠はこのサイトに掲載)。

つい最近、知人で、1年前に糖質制限食を勧める本を読んでご飯やパンを控えて、揚げ物・甘い物を好む糖質制限食をしていたDrが心筋梗塞で一命を落としそうになりました。そして初めて診察させていただくと、頸動脈以外の血管にプラークがかなり溜まっていたのです。頸動脈エコーは以前に検査を受けており、プラークも極軽度で安心していたらしいです。1年間の糖質制限食でも心筋梗塞を後押ししたのは間違いありません。
プラークは2年で0.4mmも溜まることがあるからです(サイト掲載済み)。

身体8カ所の「血管プラーク」を検査することなく、糖質制限食の「酸化ストレス、糖化ストレス、A1c、体重、体脂肪率・疫学調査結果・・・」がどうだ、こうだからとか、肯定派のDrも、慎重派のDrも、ましてDrではない方々も議論などをしている場合ではないのです。

追記)
血管プラークの掃除はマクロファージという細胞(白血球の一部)がしてくれますが、この細胞の貪食能を高める食品をできれば頻繁に摂取しましょう。魚のEPA,豆乳ヨーグルトの乳酸菌や酵母菌による発酵成分であるスフィンゴシンなど,ビール酵母(製品としてエビオス)の食物繊維として含まれる多糖類のβ-グルカンなどがマクロファージの活性を高めてくれます。他にモズクなどに含まれている多糖類のフコイダンにもそのような作用があるらしく、ある大学で研究中。その他、ビール酵母に含まれているナイアシン(補酵素)は脂肪代謝を促進し、頸動脈プラークの形成抑制効果も報告されています(米国:ARBITER 6-HALTS試験)。また、ビール酵母にはグルタチオンという成分も含まれており、これは抗酸化作用があり、脂質などの酸化をある程度は予防してくれるでしょう。ビール酵母+乳酸菌の製品「強力わかもと」などでもいいでしょう。古典的なサプリが一番安くて、貴重な希少成分やアミノ酸(蛋白質であるアルブミンの原材料)も多く含まれており、一番最先端のサプリだと思います。
さらに気をつけたい方には、脂質の酸化(劣化)を軽減する目的で、還元水の飲用をお勧めします。水道水を酸化水と還元水に分ける装置のレンタル使用などが便利でしょう。

追記)
当院ではエビオス錠を、血管プラークがある方、風邪をひきやすい方・・・にお勧めしています。
理由:人は「真核生物(酵母菌やミドリムシなど)から・・>魚・・>人」へと進化しています。
また、「真核生物(酵母菌やミドリムシなど)から・・・>藻・・・>野菜・バラなどの植物」へも進化しています。

つまり、酵母菌やミドリムシなどは、人間やバラに必要な酵素やアミノ酸やその他の必須成分など・・いわゆる栄養成分を全て兼ね備えていることになります。でも、ミドリムシのクッキーはダメです。

つまり、進化のプロセスを考えると、人類に必要な基本的成分は酵母菌やミドリムシを食べれば、野菜・魚の肉・動物の肉を食べないでも、必須な成分を補給できることになります。

さらにマウスの実験ですが、豆乳(無調整)を“酵母菌と乳酸菌”で発酵させたときにできる物質が、マクロファージの貪食能(プラークなどを食べる能力)やガン細胞を捕食する能力を高めてくれます(蔭浦禎士、他:日本栄養・食糧学会講演)。

プラーク改善の観点からも牛乳の発酵ではなく、豆乳の発酵であることがポイント。

******2013/10/28改訂。******

追記)
最近、個々の食品に対する質問が目立つようになりましたので、プラークを肥厚させないための食品・料理(調理)済みの食べ物に対する仕分け作業の基本原則を記載します。
砂糖や果糖などの糖分(糖質ではない)や脂質を減らすように指導していますが、闇雲に減らすわけではありません。

血管プラークを減らすための食品・食べ物・食べ方・調理法・料理法に関する基本的姿勢。
「砂糖・脂質・調味料に関して」

1. 今まで記載した食品に関してですが、日本人の食生活に必要不可欠な食材・調味料は容認。
例えば、寿司のご飯に入れる砂糖や味付きポン酢の砂糖成分、ノンオイルドレッシングの砂糖成分など。醤油・味噌は全く問題なし・・塩分は普通に摂取可です。砂糖入り醤油は避けるべきです。
(基本的に代替え品が無い場合は容認ですが、煮付けなどでは"うま味成分"を極力利用しましょう。必要なら「みりん」の使用は可です)
2. 豆乳などの脂質は、その製造過程から酸化が少ないと考えられ、善玉菌(納豆菌・酵母菌・乳酸菌など)のエサとして飲用しますが1日にコップ1杯程度で充分です。2杯以上でも可。
植物性の脂質はなるべく酸化していない状態で摂取し、「全ての植物油」は加熱しないでも・・・摂取は控える方が無難です。

魚の缶詰は大丈夫か?******2016年3月28日 修正
私の書籍「脳梗塞・心筋梗塞は予知できる」(幻冬舎)2009年 に記載した血管プラーク病にならない食事(第五章)の中で、独り住まいの男性のための簡単でお手軽メニューとして、「メインは青魚缶詰」・・と記載しています。 ただし、現在までに3例の青魚缶詰の多食によると思われるプラークの悪化事例を経験しました。2例は週に4〜5缶以上の味噌煮や蒲焼き6ヶ月以上も継続して食べていた方。1例は最初の3ヶ月はWebの食習慣を守られてプラーク改善傾向にあったのですが、その直後からは、書籍が青魚缶詰を勧めているので、味噌煮や蒲焼きの魚の缶詰を週に3回食べる事を、3ヶ月間続けられた後に来院されました。驚きですが、初診時のプラークよりもやや悪化していたのです。原因としては魚の缶詰に、タレとして入れられている砂糖や、魚そのものの脂質の酸化などが考えられます。水煮缶より味噌煮や蒲焼き缶の方が・・脂質は多いようです。

備考:3例中の1例は、焼酎の飲み方にも問題がありそうで・・魚の缶詰に関しては更に時間をかけての検証が必要です。

(2016年3月28日時点での考察:プラークが悪化した原因として、缶詰の魚の酸化やタレの影響は少なく、「魚そのものの脂質の量」が問題であり、一人で週に3個のサバ缶詰の魚肉は、この方では摂取過多だったと思われます。「サバ缶ダイエット」をされている方はご注意下さい。青魚(脂の多い、おいしい魚)の過食は危険です)

(油入りの魚の缶詰は避けるべきです)
魚は面倒でもやっぱり「魚屋さん」で買って簡単に工夫して調理しましょう。

食後のスイーツ(甘いデザート)は何がよいか?
魚の缶詰同様に、実際の事例を積み重ねないとプラークに関する真実は見えてきません。
脳梗塞・心筋梗塞・認知症などの動脈硬化と関係する疾患になられた方でも食べられる・・おやつ・・甘い食べ物・・を「理論ではなく」実際の症例の実例から探そうとしていますが、自然食品では・・「あまり甘くなく、大きくなく(少量)、脂質が少ない果物や野菜類」などが挙げられますが、製品としてはお勧めできるものが見つかりませんでした。しかし、これはお勧めです。

血管プラークが進行しない認定スイーツ(製品の部)第一号:トーラク(株)の豆乳ヨーグルト。

48歳の女性ですが、エパデール開始&「上記食習慣指導」などを守られて、上記のフルーツ味の豆乳ヨーグルトを毎日1個、4ヶ月食べ続けても、右鎖骨下動脈のプラークの厚さが3.10mmから2.79mmへと0.3mmも退縮(改善)した事例を経験しました。

(2014年4月14日記載)

追記)

エビオス&豆乳&豆乳ヨーグルト(自家製・製品)は積極的にお勧めです。

最近はプラーク改善が良好です。
それは、「何を食べないか」を徹底させ、「何を食べるか」を明確にしているためです。
(当院受診者で、プラーク堆積++の人にはコピー配布)

それと1年前から、エビオス・豆乳を勧めていますが、最近では豆乳ヨーグルト(少し甘さあり)を積極的に標準でお勧めしています。豆乳ヨーグルトは自家製がベストですが、トーラク(株)以外の製品でも宜しいでしょう。例えば、トーラク製なら1日2個までは問題ありません。

善玉菌である納豆菌・酵母菌・乳酸菌は、バラでもヒトでも健康に必須のアイテムなのです。
ですから、豆腐や納豆を善玉菌のエサとして、なるべく毎日有り難くいただきましょう。

海に流れた"原油"誰が掃除していると思います?? 海にいる"善玉菌"の仲間の菌が分解してくれるのです。人が食べた油・脂も全てを消化酵素が分解してくれるのではなく、恐らくは善玉菌がある程度は分解してくれています。

善玉菌が豆乳などを食べて、菌体内でアミノ酸や各種の酵素・ビタミン類を造り出し、その成分が免疫細胞であるマクロファージの働きを高めます。 すると、マクロファージはプラークを多く食べてくれるし、ガン細胞をより沢山食べてくれるし、肺炎菌などもより活発に食べてくれるのです。

<肥満の人達へ>

この世の中で最も痩せている人達の食習慣は?
様々な食習慣で、肥満度:BMIが低い人達を調べたら・・・(2014/7/22:最新のデータを掲載)
それは、揚げ物や肉を好きではない人達です。しかもプラークの堆積も少なく、糖尿病や高血圧の発病も少ないのです。

つまり、健康に(プラークを溜めない)痩せるには、肉の脂と揚げ物、油炒め、などを制限するのが合理的であることが判明しました。白ごはんをあまり制限しないでも痩せられます。

血管プラークに関して論じられない危険なダイエット法にご注意下さい。その理由の詳細はこのサイトの最新項目をご覧下さい。

<2型の糖尿病(食習慣が原因)の人達へ>

揚げ物・肉を好きでない人の糖尿病発生率が低い(このサイトに最近掲載)ことから、2型糖尿病の原因の背景には、「揚げ物類・肉類・油炒め類の多食」があると思われます・・それによって膵臓全体が疲れて疲弊するのでしょう。つまり、糖尿病の治療としては、最大限に脂質・油を断ち、膵臓を休めるこが必要です(内分泌・外分泌の細胞は表裏一体の関係で一つの臓器に収められています)。

脂質が非常に少ない「ごはん」を食べても血糖はそれなりに上がりますが、膵臓さんはあまり疲れないのです。あまりに食べ過ぎて血糖が上がり過ぎた時だけ働けばいいからです。
不幸にも、もう既に糖尿病である方は、「ごはん」はやや少なめで食べた方がよろしいでしょう。カロリーは極力、油・脂抜きにして落としましょう。ごはんはプラーク(動脈硬化)の原因物質ではありませんから。

これは血管プラークの悪化・改善というプロセスの観察と、食習慣アンケートから得られた考察です。
あくまでも主治医の経過観察の元に行って下さい。

ただし、A1cの値に一喜一憂する前に、必ず・・少なくとも「頸動脈エコー」を受けて下さい・・「糖尿病の方で・・頸動脈エコーを受けておられない・・脳梗塞・心筋梗塞リスクレベル=4 ・・つまり・・「脳梗塞・心筋梗塞の直前状態」の方がかなり多く見受けられます。何度も述べますが・・「脳のMRI」では脳梗塞直前状態は決して判りません・・脳のMRIで異常が無く、6ヶ月以内に脳梗塞で倒れる人はめずらしくありません。テレビでは、脳MRIの有用性のコメントしか述べられていませんので・・くれぐれもご注意を。脳MRIの弱点を正直に述べられるDrは現在ほとんどおられません。その弱点に気付けるのは・・脳梗塞になった本人と・・8カ所の血管エコーを行えるようになった未来のDrだけなのでしょう。

<当院の食事療法で、体重が減少し過ぎるという悩みはありませんか?>

当院の治療の目的は血管プラークを改善させることで、体重を落とさせることではありませんが、不思議と皆さんがとても痩せられます。脂質制限の結果でしょう。

どんなダイエットも効果がなかったのに5ヶ月で13Kgも痩せられた方もいます。

動脈硬化の改善目的では、塩分やごはんは一切制限していませんので、そのような方は、お茶漬けや、美味しい漬け物などでごはんを多くいただいて下さい。小腹が空けば、お茶漬けや、おにぎりを海苔や「とろろこんぶ」などで巻いて食べても結構です。もっと手軽なら、"炒り豆"などでもいいでしょう。"あられ"は通常は油で揚げるのでいけません。

ピーナッツ・トウモロコシ(および、その加工・乾燥食品)は脂質が多いので、プラークが平均以上も溜まっている人は控えましょう。バターピーナッツは論外です。

クルミやチョコレートの成分が健康にいいそうですが、果たしてその健康という言葉はどういう健康を指すのでしょうか? 脂質の質がいいとはいえ、血管プラークを改善させるプロセスが不明ですね。
甘党の方・・我が意を得たり・・と食べ過ぎないようにしましょう。

追記:2014/9/13―2016/3/28修正

魚の缶詰に関して

私の食習慣マニュアルを120%守り(禁酒+食事療法)、サバの水煮缶詰を毎日1人で1缶・・・1年間・・食べられた方が、1年ぶりに受診されました。 結果:頸動脈プラークのmax-IMT( C-max) 2.6mm→2.26mmと改善していました。
サバの水煮缶詰は、ほんの1例ですがプラークを悪化させる食材ではありませんでした。
ただし、この方は動物性蛋白質のほとんどを水煮缶から摂取されているような特殊な方です。
サバの脂質は多め(後述)ですから、通常は白身魚・鶏肉・豚肉(赤身だけ)・卵白・蒲鉾・竹輪・豆類などから蛋白質を摂取し、週に1缶程度の容量のサバ水煮缶を食べる位が適当です。
2015年9月頃から「青魚(刺身でも)」を疑うようになりましたが・・・・(「青魚が健康にいい」「魚油は良い油」・・は迷信です:後述)
蒲焼き缶詰、味噌煮缶詰などは、脂質が多いので控えた方がいいでしょう。オイル入り缶詰はお勧めできません。

追記:2014/10/14
タバコ・喫煙について

今までは禁煙指導をほとんど行ってきませんでした。「喫煙とプラーク」に関する確かなデータが存在しないから・・・つまり、喫煙する人はアルコールや揚げ物類を好む傾向にあり、「喫煙とプラークの関係」を明らかにするには症例の集積が必要でした。でも今回やっとその関係が明らかになりました(当サイト:動脈硬化の未来塾 No 43)。

喫煙すると・・・やっぱり・・・ですが・・血管プラークが溜まりやすいのです。 タバコは止めましょう。 おまけに、喫煙する人は、喫煙しない人に比べて、約3倍も糖尿病になりやすいことも判明(今までの疫学調査と同様の結果)。

豆乳・乳酸菌・ビール酵母(エビオス)・豆乳ヨーグルト・納豆などを摂取して・・マクロファージの貪食能を高める努力しても・・・タバコを吸えば・・・タバコ抽出物がマクロファージの貪食能を低下させるのです。

マクロファージの貪食能(血管プラークやガン細胞や肺炎菌などを食べてくれる能力)は、タバコ抽出物の濃度や時間依存性に低下する(峰松 直人:日呼吸誌 3(2)2014)そうですから・・・タバコをまず・・・1日・・・1本までに減らし、3ヶ月後には0本にしましょう。

マクロファージの能力が低下すると、癌になりやすく、エボラ出血熱・インフルエンザ・デング熱の感染で発病しやすくなります。喫煙は免疫能力を低下させることになるのですから・・損ですね。

また、安静時狭心症に関して、通常はエパデールS(900)2,2xと当院の食習慣で・・早々に・・狭心症発症時の症状が・・軽く・・発生回数も激減します(当サイト:動脈硬化の未来塾 No41)が・・すぐに改善しなかった1例があります・・それは・・夜中に頻回に起こる方で・・・女性ですが喫煙していました・・・ニトロ舌下錠でも改善せず・・救急病院で禁煙指導受けてからは・・狭心症が起こりません。

・・・昔から教科書に載っている・・・「タバコと心筋梗塞の関係」は・・プラークが溜まっている時点では・・まさしく正しいのです・・喫煙で冠動脈が痙攣し収縮(攣縮)します。

追記:2014/10/14
アルコールに関して

プラーク治療を目的とした食習慣アドバイスは、ケースバイケースで行い、ほとんどの症例で確実にプラークを減らせていますが・・最近では・・男性の難治例は・・ビール以外のアルコールを愛飲されている場合が多いのです。

理論上は、液体におけるエチルアルコールの分子量が同じなら・・酒類の種類でのプラーク改善効果に違いは出ないはずですが・・アルコール濃度の違いでしょうか?・・・経験上は・・明らかにプラーク改善に違いがあります。

ビールのみ飲用例・・のプラーク改善率は100%に近いですが・・・焼酎やワイン党の場合は・・・プラークの改善が悪いどころか・・悪化する例をしばしば経験し・・そんな時は・・ビールだけの飲用にしばらく変更・・または・・アルコールフリーにしていただいていますが・・そのような症例は・・プラークが3ヶ月で目に見えて改善します。

恐らく・・・ビール以外のアルコールの場合(焼酎の愛飲がほとんど)は・・・ロック、または5割から6割に薄めての飲用例が多く・・血管内皮細胞にダメージを与える血中アルコール濃度に・・・・・一過性でも上昇しやすいからでしょう(当サイト:動脈硬化の未来塾 No 42)。

例えば、ビール350ccと同等のアルコール成分を含む・・焼酎70ccを5割から6割に薄めて飲んでもプラーク悪化例有り・・・また、赤ワイン150cc 毎日でもプラーク悪化例有りなのです。

当院の食事療法は動脈硬化の本態である血管プラーク改善の為の食事療法ですから・・・今回・・ビール以外のアルコールの場合の、摂取基準量を修正させていただきました。

参考までに・・50歳以上の2782人中で・・プラークが脳梗塞・心筋梗塞リスクレベル=2以上ある方は2057人の73.9%もおられます・・・他人事ではないと思いますよ。

1)焼酎なら40ccを8割以上に薄めて(5倍に薄めて200cc)、ゆっくり時間をかけて飲むべきです。
2)薄めて飲めないワイン・日本酒はゆっくりした飲み方で・・・60ccまでに制限し・・・飲む前に野菜ジュース(果汁なし)をコップ1杯・・飲んでから・・・いただきましょう。
3)ところが、ビールのみなら350--500ccを毎日飲んでもプラークは悪化しないのです。

ワイン党・焼酎党・日本酒党の方で、プラークが溜まっている可能性のある方は特にご注意下さい。

脳梗塞・心筋梗塞などの後なら断酒がベストですが・・アルコール飲みたいなら・・ビールだけで350cc・・・ワインや日本酒は40cc以内・・焼酎は30ccを5倍(8割)に薄めて・・いただきましょう。ビール以外の場合は、なるべく飲む前に野菜ジュース(果汁なし)コップ1杯を先にお飲み下さい。

8ヶ所の血管エコーで、脳梗塞・心筋梗塞リスクレベル=0--1 の方は今まで通りの飲酒量で構いません。

追記:2014/11/17

<最近のグルメ番組について>
テレビを観ていて老婆心ながら一言・・テレビで話題になりやすい「揚げ物食」を好む文化を創ってはいけません。「揚げ物食」を工夫して創作し・・今のお客や友人に喜ばれたとしても・・現代人のほぼ全ての人達はプラークの本当の怖さを知らないのですから・・・未来の日本人の健康寿命がとても心配です。

<「健康弁当」について>
最近の実例ですが、カロリー計算・栄養バランスだけを考慮された「健康弁当」を昼に3ヶ月間・・完食でいただいていた方が・・残念ながら"プラーク悪化(肥厚)"していました。朝・夕は当院の指導通りでも・・毎日の・・毎日の昼食の弁当の影響は大きいのです。

血管プラークの事は・・な〜んにも・・考えられていない市販の「健康弁当」にご注意下さい。・・聞けば・・その弁当には・・普通に「揚げ物」・「油炒め」が入っているそうです。

カロリーと減塩・栄養バランスしか考えていない・・・そんな「栄養学」の古い知識では動脈硬化は防げません・・つまり・・食物・脂質の酸化の研究は・・特に米国で進んでいますが・・調理の現場に生かされていないのが原因です。・・医学でも同様のことがいえます。

弁当に刺身は不向きですので、揚げていない「蒲鉾」「竹輪」を多用してはいかがでしょう。育ちが判りますが、蒲鉾&カツオ節・辛子メンタイ・塩鯖・卵焼き・漬け物・梅干し・海藻の佃煮・白ごはんに「ふりかけ」や「とろろコンブ」で私の世代は育ってきました(現代の塩鯖は脂が乗り過ぎなので注意)。コレステロールが多い・・イカ・タコの煮付けもお勧め。(海藻・小魚の佃煮は砂糖添加でも弁当のおかず程度なら問題ありません)「たまご焼き」・「目玉焼き」・「辛子メンタイ」などはコレステロールが多いですが、脂質が少なく(後述)・・普通にOKです・・・ただし・・全ての油を使用しないで調理すること・・これでは野菜・蛋白質不足になりがちですので・・・以下に述べます。

イカ・タコ・エビ・カニ・貝類や、いわゆる白身魚やキビナゴなどの小魚は夕食で度々、食して下さい。脂質ではなくコレステロール・蛋白質・コラーゲン・骨や軟骨成分などの摂取が不足しないように心がけましょう。野菜は必ず必要ですが、定番はトマトです・・ナス・キュウリ・他の緑黄野菜や根菜の煮物・・など。さらに、トマト入り野菜ジュースや豆乳を食品の一部として摂取しましょう。それらは食後の薬やエビオスなどを飲むのにも重宝です。

肉も時々・・最も脂が少ないヒレ肉(オージービーフなど:和牛・米国牛なら霜降りでない一番安いヒレ肉)を一口サイズにお切った後、茹でて・・・工夫したタレで味付け後・・弁当に詰めてはいかがでしょう。肉自体の蛋白質は全く問題ないのです。レストランでヒレ肉の横に付いてくる油まみれのポテトや添え物は残しましょう。

<・・血管プラークと向き合えば・・食べ物の価値観が・・180度変わります・・>
旅行では・・・駅弁など・・・・イカめし、カニ寿司、椎茸めし、揚げ物が入っていない精進料理みたいな安い「幕の内弁当」・・など探せばいいものがあるのですが・・野菜が付いてなくて・・でも、野菜ジュースを飲めばいいのです。

たまたま親切に買っていただいた・・・高価な「幕の内弁当」ほど・・油炒め・揚げ物・霜降り肉などが多く・・「猫に小判?」といいましょうか・・・私には・・食べる物がないのです・・。

<・・「皮膚の脂ぎれ」を心配される方・・・へ>
魚皮に含まれるコラーゲン・ケラチン・ヒアルロン酸・などを・・アラカブ:カサゴなどの味噌汁や・・魚の煮付け・・ナマコなどで摂取し、血管や皮膚の細胞に欠かせないコレステロールは・・イカ・タコ・などの海の軟体動物での摂取を心がけ・・・エビオス錠・トマトを多く摂取下さい・・・皮膚がつるつるしてきます・・つまり・・揚げ物や肉の脂身・バター類で"べとついていた"過去の自分の皮膚が異常だったのではないでしょうか。たとえLDLが上昇しても問題ありません。

私のLDLは現在 180と高いですが頸動脈プラークは改善のままのimt=0.96mm ですし、皮膚もつるつるしています。LDLは悪玉ではないのです。

<プリン体について>
プリン体がどうだとか・・・尿酸がどうだとか・・LDLがどうだとか・・そんな数値にあまりこだわる必要はありません・・・尿酸やプリン体が血管に溜まりますか?・・そんな事はないからです・・血管プラークを心配致しましょう。腎臓の血管が脂汚れで・・腎機能悪化し・・Cr:クレアチニンが上昇すれば・・・食べ物の如何に関わらず・・尿から尿酸が排泄されにくくなり・・尿酸も上昇します・・尿酸は初期の腎障害のマーカーとしての役目もあるのです・・

ビールでプリン体が上昇し・・痛風を心配する観点から・・焼酎を勧める専門家もいらっしゃいますが・・アルコールとプラークとの関係(前述)の観点からは・プラークが溜まって認知症や・半身不随になるのが怖いのか・・・プリン体が上昇して足の親指が痛くなるのが怖いのか・・どちらが損か・・よ〜く考えてアルコールを選択すべきです。脳を守るためなら・・足の親指1本くらい切断する覚悟も必要でしょう。焼酎も日本酒もプラークが溜まらないような飲み方にすべきです(前述)

<・・超一流の・・プロサッカー選手の場合・・>
現在、プロサッカー選手で身体能力・技がトップなのは・・・クリスティアーノ・ロナウドでしょう。

彼の食生活ですが・・・(テレビ放送などから)・・「揚げ物」は食べない・・肉は脂の少ない「ヒレ肉」「鶏肉」・・蛋白質は多く摂取・・ 炭水化物=糖質(穀類)・野菜はキチンと摂取・・レストランでは水は飲まずオレンジジュースたっぷり・・・だそうです。

彼の血管プラークは皆無に等しいでしょう・・・それで・・血流がものすごくいいために・・疲れ知らずで・・あのキック力!・・あのジャンプ力!・・"一流"ではなく・・"超一流"のトップ・アスリートになるためには・・・努力もさることながら・・プラークを溜めない食事が必要でしょうね。

<正しく・・努力すれば報われる・・・>
脳梗塞・心筋梗塞・認知症に絶対ならない・・・脳梗塞・心筋梗塞に2度とならない・・ 具体的には・・血管(動脈)内のプラーク(脂汚れ)を減らすこと・・が根本的な治療なのですが・・・認知症もそうなのです・・認知症の根本的な真の原因のほとんどは・・脳血管のプラークですよ〜・・・

驚くことに・・・このことを・・ほとんどの方はご存じではありません。

<・・認知症は・・心を入れ替えれば・・簡単に予防できる・・・>
脳循環が低下(脳血流低下)と認知症・うつ病・自律神経失調との関連があることは既知の事実です。

・・・そこで・・脳血流が簡単に落ちる原因は?・・そうです・・・脳血管の内側にプラークが・・堆積すれば・・・簡単に・・脳血流は低下します・・・・つまり・・食べ物しだいで・・脳血管内にプラークが堆積し・・容易に・・認知症になりやすい脳内環境になるのです・・・認知症の人は8カ所の血管にもプラークが沢山溜まっていました(参照1)

では・・血管プラークを減らす事が出来れば・・当然・・脳動脈のプラークも減り・・・脳血流が改善し・・・認知症になりにくいのです・・・でも・・・血管のプラークを減らすなんて・・出来る訳がない!・・病院の先生にそんな事を言われた方がおられますが・・未来では治せます。

追記:2015年2月22日

甘党の方に。

甘党の方で、どうしても甘い物が欲しい方は・・プラーク改善に揺るぎない実績がある・・トーラク(株)の豆乳ヨーグルトを1日2個まで・・いただいて下さい。さらにもっと甘い物が欲しいなら・・甘酒・・毎日30ccの飲用追加まではOKです。
でも・・自家製の豆乳ヨーグルト飲用者は・・「マインド」を入れ替えた方が多く・・プラークの改善が著しい方が多いです。豆乳ヨーグルトは家庭で作りましょう・・家族みんなで健康に・。

現在、当院での医療において・・豆乳ヨーグルトは・・EPAと並んで必須のお勧め食品です。
脳梗塞・心筋梗塞リスクレベルが2以上で・・当院に通院されている方で・・理由なく豆乳ヨーグルトを摂取していない場合は・・例外なく服用されるように指導致しています。

以前お勧めした・・エビオスですが・・常用量は・・様々な要件を勘案して・・1日20錠までにしましょう。プラーク改善には・・乳酸菌や乳酸菌の発酵成分摂取が優先順位第一位です・・エビオス抜きでもプラークの改善は良好です。

例えば、ビオフェルミン細粒で豆乳ヨーグルトは簡単にできますが・・ビオフェルミン錠を潰して粉にしても・・豆乳ヨーグルトは出来にくいのです(1回の実験ですが)・・・硬化油などで粉末を錠剤として固めると・・菌の多くが死滅するか・・弱体化しているのかもしれません。

また、整腸剤目的で・・薬局にて乳酸菌製剤(ビオフェルミン、ラックビーなど)を店頭で購入する際は、錠剤ではなく粉末・細粒を選択しましょう。

追記:2015年3月25日・・具体的内容を2016年5月18日__修正。
<・・プラークが心配な方・・脂がのっている青魚を食べるのは控えましょう・・良好な結果は望めません>

テレビで青魚がいい・・と、聞いたので毎日青魚の煮物または焼き物を食べていた人のプラークが悪化していました。
(その後の研究:2016年5月時点)で、脂の乗った魚を週に2〜3回食べると、プラークは悪化することはあっても、改善しないことが判明)

魚の脂肪成分にも気をつけ、脂の乗っていない部分や、色んな魚介類を食べましょう。

また、たまには麺類、ノンオイルのカレー類、ご飯&豆腐、納豆、根菜の煮付けなどの炭水化物と野菜だけ食べても、蛋白質、アミノ酸は充分に摂取できます。例えば、トマトにも蛋白質の原料である・・アミノ酸はたっぷり含まれています・・ので・・野菜を食べても筋肉になるのです。野菜類・果物・木の葉・木の実・草・草の実(米粒)を食べて大きくなるのはゴリラだけではありません・・・遺伝子が似ている・・人類も同様です。

EPA、プラビックス(クロピドグレル)、バイアスピリン、プレタール(シロスタゾール)などの血液サラサラを飲まれている方は・・EPA摂取目的で・・脂がのった青魚を特別に食べる必要はありません・・むしろ脂質の少ない魚をチョイスしましょう。

<最近のテレビで話題の植物性油について>

プラークと食品について研究している者として、ほっとけない放送もあります。
"ココナッツ油が健康にいい"とかエゴマ油・亜麻仁油・オリーブ油・米油・・などなど。
油の成分には健康にいいものが含まれているのは・・当たり前です。ただし、それは生で現物を丸かじりしたときの栄養なのです。野生の動物に動脈硬化がないのはそのためです。人間が、木の実や種から油成分を加熱したりして絞り出した油には・・・身体が欲しくない悪い成分も多く含まれていると考えるのが自然です。

ω@@だから健康にいいとか・・全ての油や脂が少なくともプラークを改善させる証拠はありません。

また、HDLには・・血管壁に溜まった腐った脂を吸い取る力があるなどという仮説がありますが・・それ自体にエネルギーを持たないHDLに、血管壁内に溜まったプラークを吸い取る・・そんな物理学的な力があるわけがないのです。LDLの悪玉説同様に・・HDLの善玉説を信じてはいけません。

健康を保つ上での「最優先現象」は"血管の弾力性"ではなく・・"血管壁にプラークを溜めないこと"や"溜まったプラークを減らすこと"・・ですから、@@油が健康にいい・・などとは決して言えません。・・つまり・・信じてはいけません。むしろ、血管プラークが悪化する可能性の方が高いのです。

とにかく・・プラークが溜まっている人は・・あらゆる植物油を敬遠しましょう。オリーブ油を多く摂取しているイタリア人より、ほとんど摂取してこなかった日本人の方が長生きしている事が・・究極のエビデンスです。

しかも、オリーブ油を毎日ドレッシングで摂取したり、時々でもそれらの油で炒め物をするとプラーク改善にブレーキになったり、急速にプラークが肥厚することはしばしば経験されます。

追記:2015年4月30日
<MEC食・・危険でしょう!>

MEC食(主に肉・卵・チーズを多く摂取&よく咀嚼して食べる)の書籍が売れているそうですね・・目先の・・見かけのみの健康?さえ良ければいいのでしょうか?

若い人は純粋すぎます・・とても危険です。・・でも、糖質制限食やMEC食などを本当に信じる人がいるということは・・そもそも・・動脈硬化とは何か・・その発生・進行に関する医学常識が正しくないのが根本的な原因です。・・脳梗塞・心筋梗塞で入院しても・・揚げ物や油炒めが・・平気で出てくるそうです・・おまけに・・牛乳まで。

ヒトの動脈硬化は食べ物とアルコールが原因です・・何回咀嚼しても・・酸化した脂や油が還元されるわけではありません。

頸動脈にプラークがないと安心しても・・古代人のミイラでも・・腕頭動脈、大動脈、大腿動脈に石灰化(プラークが変化したもの)がありました・・安心できます?

MEC食・糖質制限食などは語呂がいいので広まるのでしょうか?・・

私の食事療法も完成の域に近づいていますので・・ 動脈のプラークを退縮させる目的の医学的な食事療法として・・・「Medical diet for Regression of Arterial Plaque」(動脈プラーク退縮のための食事療法)・・略して「RAP食」と名付けようと思います。「RAP食」のおおよそ8割は摂取を控えるべき食品、2割は摂取すべき食品です。

「血管プラークダイエット食」で検索すると、私の食事指導を元に、レシピをクックパッドに公開しておられる方があります・・参考にされて下さい・・豆乳ヨーグルトの作り方なども掲載有り。

「RAP食」をザックリと説明するなら・・「油炒め・天ぷら抜きの古典的な日本食」です。

<「RAP食」&豆乳ヨーグルトを続けている人・・今年の花粉症は?>

今年の九州の花粉症の飛散状況は例年並みですが・・「RAP食」&豆乳ヨーグルト(既製品または自家製)を毎日飲用している人は・・今まで花粉症に悩んできた・・15人質問して・・13人(86.7%)が「今年は花粉症の症状が全くない」・・または「今年は軽くて薬が全く不要で気にならない程度」・・でした。なお、この13人中12人はEPAも毎日服用中です。

あくまで「RAP食」&「豆乳ヨーグルトを毎日食べる」の人達だけの集計ですが、「RAP食」&「豆乳ヨーグルトを毎日食べる」は間違いなく花粉症をかなり高い確率で予防してくれます。

(予防できた13人中1人はEPAを服用していませんので・・花粉症の予防目的だけなら・・EPAの服用は不要でしょう)

花粉症でお悩みの方・・・「RAP食」&豆乳ヨーグルト・・試してみてください。

おそらく、豆乳が乳酸菌によって発酵されて・・その生成された成分がマクロファージの活動を正常化させる働きがあるのでしょう。つまり、免疫細胞が「花粉は身体に無害である」ことを理解した訳です。・・・

このことから・・・マクロファージがガン細胞を「悪い細胞」と認識する能力がアップするかも。・・ガン細胞は・・マクロファージなどの免疫細胞に「悪い細胞」であることを悟られないようにして・・「味方の顔」して・・大きくなるに相違ありません・・・つまり・・「RAP食」&「豆乳ヨーグルトを毎日飲用」は・・「ガン細胞が増えるのを阻止」してくれるかもしれません。 

トーラク(株)の製品は、少し甘いですが1日2個食べてもプラーク退縮にプラスに働いています(この1-2年間で確認)。また、自家製の豆乳ヨーグルトは多くいただいても心配ありません。

EPA+「RAP食」&「豆乳ヨーグルトを毎日食べる」はガン予防・ガンの再発予防・脳梗塞や心筋梗塞の予防・狭心症の予防・認知症の予防・動脈硬化による各種の血管病の予防・花粉症の予防など・・現代人の悩みの・・・多くを解決してくれるかもしれません。

プラークが減る現象を確認できる・・マクロファージが貪食したゴミの量を評価できる・・つまり・・プラークが減るということは・・マクロファージの他のお仕事である・・「ガン細胞を食べる」・・作業もはかどっているに違いありません。もう一つのマクロファージのお仕事は・・ウイルスや細菌をやっつける仕事ですが・・EPA+「RAP食」&「豆乳ヨーグルトを毎日食べる」の人達は・・今年はインフルエンザ罹患者が1人も出ていません。風邪もひきにくくなったそうです。

大切な方が"ガン"になられたら・・EPA+「RAP食」&「豆乳ヨーグルトを毎日食べる」を再発予防や進行抑制に・・可能な範囲でご検討ください。

追記:2015年5月18日

<魚をフライパンで焼いた時の残り汁の魚油は危険です>

4月に・・脂の多い魚にはご注意を!・・との記事を掲載しましたが、青魚の脂はいい脂とテレビで聞いたので・・アジやサンマなど魚を・・焦げないフライパンで焼いたときに出る・・汁がもったいないのでと・・1年間も・・その出汁を週に3日程度は野菜炒めとして・・また・・週に3日は「肉じゃが」の味付けとして・・つまり・・魚の焼き汁をほぼ毎日口にしていた人のプラークは明らかに(1.47→1.47→1.50→1.60mmへと)悪化しました。

魚は網で焼きましょう。焼くときにしたたり落ちる・・あの油・・下の受け皿に落ちて・・へばりつきますね・・酸化したその油は食べてはいけません。

魚や肉を頻繁に焼くと・・換気扇が油汚れしませんか?揚げ物料理をする台所の換気扇も油汚れがすごいです。加熱・酸化した微粒子の油は・・見えないけれど・・超微粒子となって・・煙や蒸気と共に空中に舞い上がり・・換気扇が汚れる・・ということは・・料理をする際は・・自分も超微粒子の油を肺の中へ吸い込んでいることになります。焦げた微粒子の油・・肺がんの原因物質にならないのか?・・心配です。

そこで調べました・・私の予感は大当たりです。JACC studyという日本の大規模コホート研究で「肺がんとの食習慣の研究」の項目を 小笹晃太郎先生が報告されています。

結果:女性でハム・ソーセージ・レバー・揚げ物をよく食べる人が肺がんで死亡しやすい。男性ではこの関係は認められない。

同じ脂肪豊富な食べ物を食べて男女差があるのが判らない・・との考察ですが・・

私の推論は・・「女性がハム・ソーセージ・レバーの油炒めを調理し、その脂が液体になり高熱で気化し・・その噴煙・蒸気を吸い込むためと考えます。揚げ物・天ぷら類も男性・子供達は食べるだけ・・調理する際に発生する微粒子の気化した酸化油が女性の肺がんを発生させていると考えるのが妥当です。・・

女性の方・・油炒め、ハム、ソーセージ炒め、てんぷら・揚げ物調理時は・・・必ずマスクを付けましょう。・でも・調理しなければ・・・食べなければ肺がんにもなりにくいのです。

たばこを吸わないでも・・気化・酸化した油を吸えば・・肺がんになりやすい(私の仮説)。

<エゴマ油・ココナッツオイルなど・・生でも摂取は控えましょう>

テレビの影響で認知症予防の為にと・・5ヶ月間の間・・エゴマ油とココナッツオイルを1週間毎に交互に毎日ドレッシングにかけて食べたり、スープに垂らして食した人のプラークが明らかに悪化しました。

エゴマ油とココナッツオイルを使用しない時期はプラークが改善中だったので残念です。

健康にいい成分の研究はお金になるのでよく研究されて・・知られていますが・・健康に悪い成分を研究してもお金にならないので・・学者もご存じではありません。全ての食用油にはいい成分も悪い成分も含まれていると考えるのが自然です。くれぐれもご注意下さい。

追記:2015年7月6日

<魚の無意識・意識的過食にはご注意を>

3月末より・・患者さん方に・・脂の乗った魚の過食をしないようにと注意していましたが・・3ヶ月経過して・・4人もその効果が現れました。1例は3年間もプラークの改善がなかった頸動脈プラーク:2.33mmが・・いきなり・・3ヶ月で・2.05mmへ・・0.25mmもプラーク肥厚が低下しました。ブリやハマチのカマの塩焼きをしばしば好んで食べていましたが、いわゆる白身魚(脂少なめ)に変えたとのこと。

集団での魚の過食の影響を、動脈硬化の未来塾45)として掲載致しました。ご覧下さい。
また、食生活が動脈硬化の・・真の原因である・・という真実に・・初めて気付いたDrと思われる近藤正二先生の書籍・・「長寿村と短命村」・・ぜひ御一読下さい。

<魚や肉の過食後には必ず野菜ジュースです>

近藤正二先生のお言葉に「肉・魚を大食することが心臓疾患を引き起こす大きな原因となっているが、島の海女のように、たとえ魚を食べていても野菜多食の習慣があれば長生きは可能なのです」

この言葉に従い、食習慣アンケートとプラークのデータを解析すると・・・恐ろしいほどに・・
その言葉を裏付ける結果が出ました・・・結果は本日、動脈硬化の未来塾45)に掲載しましたが・・

野菜を多食していれば・・魚を多食していても・・プラーク堆積は起こりません・・魚を普通に食べ・・野菜を普通に食べている人と・・ほとんど同じ位の・・血管の汚れ方(プラークの程度)なのです。

私が野菜ジュースを多く飲用するように勧めていたのは正解でした。治療の意味では・・出来れば1日コップ2杯です。予防ならコップ1杯。治療なら・・多少手足が黄色くなりますが・・心配無用です・・健康被害はありません。

キリン・カゴメ・ヤクルト・伊藤園などメーカーさん・・自動販売機で・・お茶の横に必ず野菜ジュースを置いて下さい。・・血管の炎症を抑えるなら・・食後にOO茶でなく・・野菜ジュースなのです!!

<動脈硬化に効く薬は?と良く聞かれます・・・>

もしそんな都合の良い薬があったら・・アメリカの元大統領:クリントン氏が冠動脈ステント治療など・・受ける状態になるはずがありません。

でも・・私が創るなら・・
・・それは・・「酒・揚げ物・油炒め・霜降り肉・菓子パンを嫌いにさせる薬です」・・嫌酒薬は存在しますから・・「嫌油脂薬」「嫌菓子パン薬」etc・・を創薬してはどうでしょう。

スタチン剤・降圧剤・血糖降下剤はそれらのいずれにも該当しませんので・・抗動脈硬化(脳梗塞・心筋梗塞の予防)の効果は・・どう考えても・・期待できません。

<たまたま観たテレビで・・責任を感じます・・・>

昨日のテレビで・・「終電に乗り遅れた女性の家に行ったら・」・・・・優しい父は脳梗塞で半身不随・・本人:娘は29歳になり・常勤や結婚の夢も消えようとして・・夢は?の質問に・・「父の最後に・・父に感謝してもらえること」・・涙・・された人も多いのでは。せめて2回目の脳梗塞が無いように。

男性の離婚者・単身赴任者の食生活は・・プラーク堆積しやすいです・・特にご注意下さい。

世の中のお父さん!「アルコール多飲・肉・揚げ物・油炒め・菓子パンを控え・魚の過食に注意しましょう」  そうしないと・・自分と・・子供の・・孝行娘の・・「幸せ」「夢」まで・・あなたは奪うことになるのです・・・病院の薬のみ・・では・・決して脳梗塞を予防できません。

2015年9月7日−追記

<甘酒の多飲は止めましょう・・・>
2015年2月22日追記の「甘酒」に関する記事を削除しました。毎日100cc以上を飲用していた5人中1人のプラークがやや悪化しました。

どうしても甘酒を飲みたいなら、週に1回100cc程度または毎日30ccまでにしましょう。

<豆乳ヨーグルトは毎日:1日2個食べましょう・・>
砂糖が添加されたトーラク(株)の豆乳ヨーグルトですが、プラーク改善目的の場合は,全員に1日2個の摂取を勧めています。プラーク悪化例は1例もなく、1日1個よりも2個食べた方がプラーク改善に効果的です。・・自家製でもOKです・・多めにいただきましょう。

時々食べる程度では全く効果を実感できません。食べ時はいつでも構いません・・風呂上がりに2個でも・1個ずつ朝夕でも。

豆乳ヨーグルト摂取&無調整の豆乳を勧めていますが・・豆乳を飲む際は・・なるべく・・ビオフェルミン細粒やラックビー微粒などのビフィズス菌&エビオス錠(ビール酵母)を同時に服用しましょう。善玉菌は無調整の豆乳が大好物なのです。

なぜ?・植物の肥料と同じで・・ヒトも発酵済みの栄養物(肥料)を摂取した方が身体に優しいのです。

<トマトを頻繁に&野菜ジュースを毎日・・>
アミノ酸サプリより・・トマトを食べてはいかがでしょう。・・・"ニンヒドリン反応"・・知っていますか?
中学生の理科の実験で使われます・・指紋検出にも使われるアミノ酸検出反応です。

左は濾紙にミニトマトの汁を垂らして、乾燥させた後に、ニンヒドリン液を滴下して反応を見たものです。濾紙の中央の黒い斑点はトマトの種。・・この結果から・・トマトには非常に多量のアミノ酸が含まれていることが確認されました。おまけに抗酸化物質も含有。

・・つまり・・アミノ酸は蛋白質の直接的な原料ですから・・

トマトを食べても筋肉になるのです。野菜の葉で実験をしていませんが、おそらく・・アミノ酸が含まれているでしょう。 ・・草食動物が草を食べて筋肉質の身体になる秘密はアミノ酸なのです。患者さんからよく・・サプリのプロテイン摂取はいいか?質問されますが・・OKですが・・

消化されないでも吸収される・・アミノ酸たっぷりの市販の野菜ジュース(無果汁)をお勧め致します。毎日コップ1〜2杯・・プラークレベル3〜4の場合は2杯必要です。(手が黄色くなりますが・・抗酸化物質が体中に行き渡っている・・位に考えましょう・・おそらく・・体中の細胞の酸化を遅らせてくれているに違いありません。)

当院HPの「動脈硬化の未来塾」にまだ掲載していませんが・・"野菜大好きな人"は・・"野菜が嫌いまたは普通の人"よりも・・血管プラーク年齢が10歳以上も若く、肉や揚げ物大好きでも・・野菜大好きなら・・プラークの肥厚が・・約10年分も抑制されていました。

<当院ではトコロテンをお勧めしています・・・>
海藻に含まれているフコイダンのマクロファージ活性化・抗炎症作用などを期待して、慢性肝炎、肝硬変、肝臓ガンの患者さん方にお勧めしていました。

ガン細胞を食べるのも・血管プラークを食べてくれるのもマクロファージです。

私自身が6年間も・・週に5個(土日以外)・・食べている製品は「崎永商店」のアゴ酢醤油だしのトコロテンです。

これは、味・量(小サイズ)・食感などを考慮して選択致しましたが・・プラークがたっぷり溜まっている方は・・週に4〜5個をお勧め致します(毎日1個をお勧めしていた時期もありますが・・)。

(ガン治療中・再発予防なら毎日の摂取がお勧め)

なお、海藻類の多食(ヨードを多く含むコンブなどの摂取過多)により、まれに甲状腺機能亢進症(動悸など)や機能低下症("むくみ"など)になったと思われる事例の報告がありますので、注意が必要です。

当院において・・慢性肝炎や肝硬変、肝癌の方など・・このトコロテンを多数の方が毎日食べられていましたが・・甲状腺機能異常を来した方の経験は・・今のところ・・ありません。
#:甲状腺機能異常がある場合は主治医にご相談を

<オリーブオイル・ココナッツオイル・エゴマ油・亜麻仁油・などに注意・・>
最近、動脈硬化の未来塾48)として掲載しましたが、これらの油摂取で・・プラークが肥厚する場合が数多くの事例でありますのでご注意下さい。
テレビで勧める健康食品は・・血管プラークに対する影響に関しては・・ほとんど考慮されていません。
甲状腺機能亢進症や機能低下症と違って、プラークがたっぷり溜まっても・・脳梗塞や心筋梗塞になられて・・倒れるまでは・・決して自覚症状には表れませんので・・ご注意下さい。

<砂糖添加食品よりも・・植物油脂添加食品に・ご注意・>
蒲鉾・竹輪など・・ある程度保存が可能ですので良質(魚油が少ない)な動物性蛋白源のおかずとして貴重で、お勧めですが・・うまさ優先で・・植物油脂添加&砂糖添加の製品がありますが・・

コンビニにも植物油脂無添加の製品が置いてありますのでそちらを選択しましょう。

砂糖無添加・植物油脂無添加の商品はかなり限られますので、砂糖添加・植物油脂無添加の商品を選択してもいいでしょう。砂糖添加の代わりにブドウ糖添加と記載なら・・さらにOKですが。

RAP食に沿った食品なら・・砂糖添加製品も可です。砂糖無添加を求めてストイックになる必要はありません(なるべく砂糖無添加・・程度にしましょう)。

2015年11月30日-追記

<チキン:鶏肉をお勧めします>
先日、欧州在住の日本人(53歳:男性)の方が1年ぶりに受診されました。2014年12月の初診時に総頸動脈に3.91mmもプラーク堆積があり、極めて危険な状態でしたが、1年後の2015年11月では2.15mmへ、何と1年間で1.76mmもプラークが退縮(改善)していました。新鮮な魚がないので、魚を食べることはほとんどなく、おいしいハムやソーセージ・ベーコンを止め、肉は全てチキン料理とし、オリーブ油使用を止め(ドレッシングなどでも)、油炒め、揚げ物を止め、ワイン・ビールの多飲を止めて当院指導の範囲内を守りました。

更に付け加えれば、初診時まで1年9ヶ月も服用していたアトルバスタチン10mg(スタチン剤)を主治医にお願いして中止いただき、エパデールS(900)2,2xへ変更いただきました。
(詳細は動脈硬化の未来塾(1)に追加掲載)

そういえば・・サッカーのクリスティアーノ・ロナウド氏が好んで食べるのも「鶏肉」でした。

<毎日魚を食べることは止めましょう>
以前は、毎日の魚料理を勧めていましたが・・本日指導を変更致しました。
毎日魚を食べておられる方は・・週に2〜3回は鶏肉・ブタの赤身料理にしましょう。

刺身を毎日&さらに焼き魚を好んで食べて、プラークが悪化傾向の方もおられます。重ねて述べますが、魚の・・特に脂の乗った魚の多食、頻回食、は危険です。

脳梗塞・心筋梗塞リスクレベル=3〜4の方は、時々は肉や魚肉を控えて、豆腐、卵、卵白、納豆、海苔、カツオ節、甘さ控えめの佃煮、根菜を入れた野菜の煮付け、漬け物など、目刺し、メンタイ少々、シラス&ダイコンおろし、ご飯、味噌汁、ソバ、うどんなどの組み合わせで質素に食事されてはいかがでしょう。白ごはんの有り難みが判ります。

<卵はやはり血管プラークとあまり関係ないかも>
当院受診後に、整形外科のDrに、蛋白質をとらないといけないから・・と・・卵を勧められ・・2ヶ月半、毎日卵4個を自己判断で食べられた方がおられますが・・「RAP」食で・・普通にプラークは改善していました。・・黄身はさすがに1日1個までと指導しましたが・・たまに全卵を2個食べても問題なさそうです。でも・・・・卵白は1日4個食べても全く問題ないでしょう。脂肪成分がほとんど無い蛋白源として重宝ですね・・・。 サプリとしてプロテインを摂取するよりも・・合理的でお勧めの食材です。生の卵白を1日4個摂取すると・・感染症のリスクも増加しますので・・吸い物やゆで卵で食する方がいいでしょう。

<油未使用でのナッツ、殻付きピーナッツはプラーク原因になるか・・>
最近、素焼きのナッツや殻付きピーナッツをこの1年間・・週に3回程・・1回に60粒程食べていたので・・プラークの悪化が心配!・・で、・・受診された46歳の女性の方がおられます。

この2年間で8カ所の血管共にプラークの悪化は認めませんでした。
この方は若いので、マクロファージが元気で内皮細胞も痛んでいないので・・プラークの悪化が無いのかも・・とも ・・考えられますが、高齢者でも油未使用のナッツ類なら・・おそらく1日5〜10粒までなら・・プラークは堆積しないと思われます。

1日に20粒以上食べたい方はご連絡下さい、ボランティアとして人体実験材料にさせていただきます。

バターピーナッツやフライしたナッツ類は論外です。

<最近の怖い話です・・・・・・>
1)50歳の男性が心配そうに血管エコーを受けられました。聞けば、同世代で・・5人のバーベキュー&飲み会仲間の内、最近一人が脳梗塞で急逝。もう一人も脳梗塞で半身麻痺に・・・。本人も血管エコーでは、脳梗塞・心筋梗塞リスクレベル=2(0〜4)でした。後の二人も心配です。

3)ある会社の経営者によると、最近の6ヶ月で・・・従業員の男性230人中、5人が脳梗塞になり、55歳の一人が心筋梗塞で急逝した・・とのことです。

最近も31歳の有名人が心筋梗塞で急逝されましたが・・有名ではない30代も数多く倒れられているに違いありません。不幸は食事と共に・・口から入ってきます。

<「介護離職者」にならないためには・・・>
1) 親に揚げ物・油炒め・アルコール多飲・乳製品・菓子類の多食を厳しく控えていただきましょう・代わりに・・無調整の豆乳&豆乳ヨーグルト&野菜ジュース(無果汁)を毎日・・お勧めします。 ・この点は「優しく接してはダメです」。 また、親が病院へ通院しているからと・・決して・!・・決して安心してはいけません!・・・これこそが根本対策です。
「好きな物を食べて・・死にたい・・」・・は、判りますが・・8割は死ねません!・・家族を巻き添えにしての不幸が長く続く事になります・・・。

2) 親が65歳以上の高齢者で、スタチン剤を病院からいただいて・・「エパデールやロトリガ、その他の血液をサラサラにする薬」を服用していない場合は、ほぼ全例・・・スタチン剤を止めていただき、エパデール(EPA製剤)またはロトリガ(EPA+DHA製剤)の服用をお勧め致します。
**信じられないでしょうが・・70歳以上のほとんどが・・「脳梗塞・心筋梗塞リスクレベル=3または4ですので、血液サラサラという担保を取っておいて、プラークを改善させましょう*****
(血液サラサラ効果としては・・男性の場合はEPA製剤がベターですが、主治医がロトリガを処方されれば従って下さい)

2016年2月1日)追記)
<魚・エビ・カニ・貝類の選び方・・・・・>
私は魚が好きで、煮付けや塩焼き,刺身も好きです。塩・コショウが効いた鶏肉も好きです。
でも、脂が乗った魚や鶏皮は敬遠しています。自分で魚を調理すればすぐ判るのですが、脂の乗った魚の場合は包丁に脂がべっとり付くのです。

・・「RAP食」に向く魚や肉の見分け方は、さばいた包丁にどれだけ油が付くか?・・で判断出来ます。エビ・カニ・貝類などの場合は包丁に脂が乗りません。蒲鉾(かまぼこ)や竹輪を包丁で切手も・・手で触っても脂が付きません・・これらはOKです。でも、蒲鉾を揚げた食品は茹でても油は落ちません。茹でて表面の茶色い部分をキッチンペーパーで削ぎ落としていただきましょう。

最近は魚を調理する家庭が少ないでしょうから、「新食品成分表」という書籍のデータを元に・・脂成分の少ない・・お勧めの魚をご紹介します。魚肉の生100g中の脂質量(--g)が5g以下を抜粋していますが、週に1回以上食べる場合は、4g未満を推奨します:

アイナメ(3.4)、アコウダイ(2.3)、マアジ(3.5)、アマダイ(3.6)、天然アユ(2.4)、アンコウ(0.2)、イトヨリダイ(1.7)、ウルメイワシ(4.8)、シラス:微乾燥(1.6)、イワナ:養殖(3.6)、ウグイ(1.5)、ウマヅラハギ(0.3)、エイ(0.3)、オコゼ(0.2)、カサゴ(0.3)、マガレイ(1.3)、カワハギ(0.1)、カンパチ(4.2)、キス(0.4)、キビナゴ(1.4)、グチ(0.8)、コチ(0.5)、シロサケ(4.1)、ベニザケ(4.5)、ヨシキリザメ(0.6)、サヨリ(1.3)、シイラ(1.9)、シタビラメ(1.6)、シラウオ(2.0)、スズキ(4.2)、キダイ(3.1)、チダイ(2.4)、スケトウダラ(0.2)、辛子明太子(3.3)、マダラ(0.2)、ドジョウ(1.2)、トビウオ(0.7)、ハゼ(0.2)、バラクータ(3.0)、ヒラマサ(4.9)、天然ヒラメ(2.0)、養殖ヒラメ(3.7)、養殖トラフグ(0.3)、マフグ(0.4)、フナ(2.5)、ホウボウ(4.2)、ホッケ(4.4)、キハダマグロ(0.4)、クロマグロ:赤身(1.4)、ビンナガ(0.7)、ミナミマグロ:赤身(0.1)、メジマグロ(4.8)、メバチ(1.2)、メバル(3.5)、養殖ヤマメ(4.3)、ワカサギ(1.7)、貝類:全て1.0g以下、エビ類・カニ類:全て0.6g以下、ケンサキイカ(1.0)、コウイカ(0.3)、スルメイカ(1.2)、ホタルイカ(3.5)、ヤリイカ(1.0)、イイダコ(0.8)、マダコ(0.7)、生ウニ(4.8)、オキアミ(3.2)、クラゲ(0.2)、ゆでシャコ(0.2)、ナマコ(0.3)、ホヤ(0.8)、<水産練り製品>・・・カニ風味蒲鉾(0.5)、蒸し蒲鉾(0.3〜0.9)、焼き抜き蒲鉾(0.3〜2.0)、焼き竹輪(0.3〜2.0)、はんぺん(1.0)、

その他で興味あるデータですが、魚肉ソーセージ(7.2)、カラスミ(28.9)、ウナギ(19.3)、サンマ(24.6)、マサバ(12.1)、大西洋サバ(26.8)、イクラ(15.6)、ブリ(17.6)、

青魚でも脂質が多い魚は敬遠して、上記を参考にキビナゴやマグロ赤身などを選択しましょう。特に女性なら圧迫骨折予防・お肌の老化予防にシラスやチリメンジャコがサプリとしてもベストです。

脂質が少ないカワハギやカレイ、オコゼ、カサゴ類も煮付けや吸い物・刺身としても美味しいです。

ヒラメのアラなど、脂少なめの魚のアラは安価です。吸い物・水炊きにするとコラーゲンをタップリいただけて、骨粗鬆症の予防にもなりますが、時間をかけて煮つめて、くれぐれもアク(浮いた油)は捨てましょう。

魚の吸い物・味噌汁をいただく際に、魚の小骨にご注意下さい。お皿の上なら小骨の認識が可能ですが、水中で魚肉と小骨を仕分けするのは困難です。くれぐれも魚肉とご飯を一緒に口の中へ入れない様にしましょう。魚の骨を口内で感じにくくなり、ノドや食道に骨が突き刺さり・・大変なことになります。

特に子供や老人には注意してあげましょう。 認知症傾向のある人へは、スープだけお出ししましょう。

ブリ(17.6)やハマチ(18.2)のカマの塩焼きでプラークが堆積したと思われる事例もありますので、安価ですが脂の多いマグロのカマ(トロ並み)もご注意下さい。ブリもハマチもコレステロールは低いのです。くれぐれも「コレステロール神話」に乗せられないようにしましょう。

・・(プラークに関する)事実は小説よりも奇なり・・なのです・。

<肉類の選び方・・・・・>
上記と同じ基準ですが、肉の生100g中の脂質量(--g)で、5g以下を抜粋していますが、週に1回以上食べる場合は、(<4.0g)を推奨。
和牛:推奨品なし。 輸入牛肉(国別記載なし):肩赤身(4.6)、サーロイン赤身(4.4)、もも赤身(4.6)、外もも赤身(3.0)、ヒレ赤身(4.8)。
子牛肉:リブロース皮下脂肪なし(0.9)、バラ皮下脂肪なし(3.6)、モモ皮下脂肪なし(2.7)。その他部位:牛レバー(3.7)、牛ミノ(1.3)、牛スジ(4.9)、

・・・参考データ:テール(47.1)、牛タン(21.7)、牛ホルモン(26.1)など。

赤身(2.5)、クジラ赤身(0.4)、シカ赤身(1.5)、大型ブタ:肩赤身(3.8)、もも赤身(3.6)、ヒレ赤身(1.9)、ハム類:ボンレス(4.0)、プレス(4.5)、混合プレス(4.1)、チョップド(4.2)、ヤギ肉赤身(1.5)。
カモ皮なし(3.0)、キジ皮なし(1.1)、七面鳥皮なし(0.7)、肉:ムネ皮なし(1.5)、モモ皮なし(3.9)、ササミ(0.8)、砂肝(1.8)、・・参考までに全卵(10.3)。

2015年9月のBS1 NHKテレビ(特集:フロントライン)で・・2014年に1万人(20〜60代)を対象にした民間調査では・・この5年間に牛肉の好みが「赤身に変わった」28.2% 「脂身に好みが変わった」3.0%・・・と放映。---2020年頃には75%の人々が「赤身が好き」になることでしょう。

テレビ放映から抜粋

結婚式などで霜降り肉をテーブルへ提供する場合・・たとえ高価な霜降り肉であっても・・出席者の肉の好みを聞くべき時代に突入!?。

今年の年末には、神楽坂のフランス料理専門店で、「脂が苦手」のリクエストに応じていただき、エゾシカのヒレ肉をメイン料理にして美味しくいただきました。日本料理は「RAP食」に最適ですが、フランス料理でも可能ですね。料理は素材と知恵での創作物・・と感じました。2階にお店があり、シェフも支配人も福岡県出身でした。

2016年2月15日---追記
<野菜ジュースには栄養がない!?>
私たちは小さい時から、牛乳には栄養がたっぶりで必需品・・みたいに教えられてきました。
でも、・・RAP食に必需品である「野菜ジュース」についてのお話しです。自家製で作るなら、ハチミツ、甘味料を入れないこと。果物入れるならリンゴ8分の1まで、バナナ4分の1程度まで。

1)牛乳は・・母牛の身体から毎日出てきます・・でも・・母牛は牛乳も肉も食べていません・・毎日牧草を食べれば・・母乳が出てくるのです・・・・つまり・・牛乳の原材料は・・牧草なのです。

2)例えばカゴメなどの野菜ジュースの成分ですが・・カルシウムが一般的な牛乳のなんと半分量も含まれています。その他にMg, Fe, β-カロテン.葉酸、ビタミンA,C,E,亜鉛、リコピン・食物繊維・各種の抗酸化物質なども含まれています。腸内の善玉菌にとっては・・ごちそう・・でもあります。

3)牛の骨が丈夫であるのは、この植物由来のカルシウム・マグネシウムを毎日摂取しているからです。だから、牛は(人でも)牛乳を飲まないでも骨が丈夫なのです。

4)牧草(野菜)にはアミノ酸も含まれていますので、牛の身体の筋肉は立派なのです。

トマトジュースにはアミノ酸は多いのですが、カルシウムが少なく・・女性の方(圧迫骨折しやすい)は・・特に、トマトミックスの野菜ジュースがお勧めです。野菜の色素(抗酸化物質など)で手のひらが黄色くなりますので、気になる方は・・トマトジュース+干しエビ+トコロテン・・でもいいでしょう。

2016年3月28日---追記・・・5月18日:サプリに関する記述を修正

<「青魚の魚油は健康にいい」は迷信です。療養中の方へ・・脂の乗った「青魚」は危険>

魚大好きの57歳女性ですが・・右鎖骨下動脈のプラークが2.6mmから、約2年半もプラークがほとんど改善しなかったのです。・・・しかし・・大好きな魚を「青魚」から白身魚主体に変更した途端・・・4ヶ月で・・2.53→ 2.30mm へ突然改善しました。例えば、アンコウ鍋を週に3回、その他の魚も脂が少ない白身魚にしたそうです。この方の夫も、それまで改善しなかった大動脈のプラークが:2.91→ 2.75mmへ突然改善しました。 他にも、脂の乗った青魚を食べてプラークが悪化した人、そして白身魚に変更してプラークが改善した方を多数経験しました。
(備考;アンコウの肉の脂は100g中0.2gと少なく、鳥のササミ(0.8g)よりも脂が少ない)

脳梗塞後・心筋梗塞後・認知症傾向などの療養中の方は、くれぐれも100g中の脂質の量が3.9g以下の魚介類をチョイス、または鶏肉・ブタ赤身など、脂質がより少ない食材にしましょう。

なぜなら、鮭は4.1(シロサケ)4.5(ベニザケ)〜13g(ギンザケ)とピンキリですが、鮭を頻繁に食べていた人のプラークは悪化しました。特に鮭では皮の直下に脂が多いので、その部を残すことも考えましょう。

鮭とサバを好んで食べた人もプラークが悪化しました。青魚ならカタクチイワシ(12g), サバ(12g)ではなく、キビナゴ(1.4g)以下の小魚やトビウオ(0.7g)などがお勧めです(前述)。

時々アジ(3.5g)はいいですが、ほぼ毎日脂の乗ったアジの干物(生でも同じ)を食べていた人は6ヶ月でプラークが悪化しました。バランス良く食べましょう。

さらに、麺類ではオリーブ油など(植物油脂・植物油全て)を原材料に使用していない製品をチョイスしましょう。

夫婦共に回転寿司で週に1〜2回、中トロ、イクラ、サーモン、アナゴ、ウニなどの脂質が多めの寿司を中心に食べ、冬でもそうめんを週に3回食べていた人は、夫婦共にプラークが悪化しました。寿司ネタの方がプラーク悪化の原因と思われますが、寿司ネタを脂質が少ない物にかえていただき、週に3回の「そうめん」を「ソバ」などの植物油脂を使っていない麺類へ変更いただきました。

(植物油脂を添加した麺類とプラークとの関係に関しては今後の研究課題です。)

これらの症例の詳細は後日・・さらに経過を追って、写真と共に掲載予定です。

以前の私は・・・「酸化していない魚の脂は問題なく、刺身ならプラークにならない」と1年近く前まで誤った考えを抱いていましたが・・完全な誤りでした。」・・(・・魚を獲って食べない約束を在来の村人にした平家の落人の村人は、その約束を守り続けて長命村となり・・一方で・大きな青魚を頻繁に食べる村は短命村)・・・この不思議に思える近藤正二博士の疫学調査は正しかったのです。・・

2月1日にも記載しましたが、魚はできるだけ脂が乗っていない魚を選ぶべきです。健康のために、しいて魚を・・特に青魚を食べる必要はありません。

EPA製剤を病院からいただいている方は、サプリでEPA・DHAを追加して服用すべきではありません。中止しましょう。

先にも述べましたが、「魚油」が健康にいいわけではありません。ただし、病院からのエパデールSなど:EPA製剤は、「魚油」からEPA・DHAなどを特別に98%以上の純度で、コストをかけて抽出して薬品に仕上げています。ですから、病院薬のEPAでプラークが悪化することはありません。
頸動脈などにプラークが堆積していて、血液サラサラ薬が必要な場合は、サプリのEPAではなく、病院薬のEPAを服用すべきです。かかりつけ医などにご相談ください。その際は、くれぐれもスタチン剤は不要ですので・・担当医にスタチン剤なしでの治療の希望を伝えましょう。

特に、亜麻仁油を混ぜたEPA・DHA製品は、服用例の1例で、プラークの悪化の原因では?と、強く疑う症例がありましたので、療養中の方は特に避けるべきです。亜麻仁油を混ぜてないEPAサプリ製品でも避けましょう。

また、ペプチド製品などもありますが、EPA・DHA含有サプリ製品と同様に、控えた方が無難です。

いままでの動脈硬化と食に関する常識は・・エコーという「科学の目」でプラーク見えない・・そういった過去の時代に築かれてきた常識ですので・・検証されるべきです。

余談ですが、トビウオは飛んでエネルギーを使うから脂が少ないのでしょうか・・カワハギの脂が少ないのは口が小さいからでしょうか・・でも、アンコウの口は大きいのに脂が少ない・・イカはなぜ脂質は少ないのに、コレステロールは多いのでしょうか? それは、イカ・タコの祖先が貝類だからです。

では、ブタや牛や鳥や人間の祖先は何でしょう???・・・それは脊椎動物である魚です。・・つまり、魚の油も牛やブタ・鳥の脂や油も・・進化学という科学的な発想で考えると・・大きな差は基本的に存在しない・・とも言えます。その証拠に余った脂は、人でも、魚でも、豚でも、牛でも・・ハラミとしてお腹に脂が溜まります。背中に脂肪がたまる人間はほとんどいません。・・・鳥は飛べなくなるので必要以上にエサを食べません。魚の脂・油だけ特別に健康にいい訳がないのです。

2016年3月28日---追記

<「ドブ川」「ドブ溝」 清掃作業したことありますか!?>

現代の日本人・・・その血管エコー像を毎日見ていると・・誠に失礼な話ですが・・内心・・・、頸動脈やその他の動脈が「どぶ川」に見える・・・ことがしばしばです。

その「どぶ川」清掃作業ですが・・・ドブ(プラーク)が見えない場合は・・やり方が様々です。

1) 「毎日餃子を食べればやせられる」を信じる人は、この「どぶ川」が全く見えないために,土手の草むしりをしながら、「どぶ川」に草を毎日投げ捨てている感じ・・。
2) 糖質制限ダイエットでの「好きなだけ、肉やアルコールを摂取してもやせられる」を信じる人は、「どぶ川」の土手に積もった余分な土砂を「どぶ川」に捨てている感じ・・・土手はスッキリでも・・目に見えない川底には汚泥がたまり続けます。
3) 「亜麻仁油やオリーブ油・エゴマ油・ココナッツオイル・米油などを健康のために摂取しましょう」・・・を信じる人は・・「どぶ川」の・・ドブ水を少しサラサラにするだけで満足し・・ドブ浚えをしないまま帰る人・・・でも・・使った油は・・ドブに変身し、ドブは益々増えるのです。
4) 「血管が強くなる・・健康法」を信じる人は・・「どぶ川」の護岸作業専門です。なんで・・そっちだけやるの〜、こっちを先に手伝ってョ〜・・・と、言いたくなります。

「どぶ川」清掃作業なら、「どぶ川」のドブ浚(さら)え・・こそが、最優先の基本的作業ではないでしょうか。どぶ川の土砂や汚泥は・・血管のプラークと同じなのです

川岸や川底に溜まった汚泥や砂を取り除けば、水質はそのままでも流れは奇跡的に良くなり、下流の作物は青々と育つことでしょう。動脈硬化の全ての症状が根本的に改善されます。

でも、この「どぶ川」の・・・清掃作業マニュアルは・・一言では言い表せません。そのマニュアルは、今日膨大な量になり、現在もバージョンアップ中です。

くれぐれも、これが「RAP食」の最終バージョンアップとは考えないで下さい。
「食とプラークとの事実関係の経験」を踏まえて、修正・追加しますのでフォローして下さい。

2016年5月18日---追記

<肉や魚の酸化がプラーク堆積に及ぼす影響は少ない>

前にも述べましたが、魚を食べず、鶏肉だけを調理して食べた方が・・魚を時々食べる人々よりも、はるかにプラークが減っていました。つまり、魚や肉の脂質含有量が少なければ、調理法は何でも構わない(生でも焼いても煮ても)ということが判明しました。青魚を刺身で多く摂取する方々が、プラークが改善せず、むしろプラークは悪化する事実とも一致します。

<肉が健康に悪い・・・・これは迷信です>

私の書籍で、アンケート結果から「肉が悪い!」とザックリと表現しておきながら、誠に申し訳ありませんが、真実は「肉の脂成分のみ」が問題であることが判明しました。植物油やその添加食品、乳製品やその加工品などからの脂質の摂取を控え・・・必要な“脂質”は、・「穀物・野菜・脂質の少ない肉や魚介類」(生でなくとも加熱調理もOK)から摂取しましょう・・
つまり・・単純な脂質制限ではないのです。 例えば、豆乳ヨーグルトの脂質量は見ないようにしましょう。穀物や野菜の発酵食品や植物油を添加していない加工食品(豆腐など)の脂質量も見る必要はありません。脂質が特に多いアボガドは控えて、ナッツ類など1日数個程度に止めましょう。

<刺身なら魚を多食してもいい・・・これは迷信です>

多くの経験から、脂の乗った魚の刺身を週に2回食べると・・プラークは改善しません。週に3回食べると・・プラークが悪化するようです。この魚食の影響は、魚を焼いても、煮ても同様でした。魚介類の刺身を沢山食べたいなら、100g当たりの脂質量が1.5g以下の魚介類にしましょう。以前の私の書籍「脳梗塞・心筋梗塞は予知できる」では、単純に青魚を勧めていましたが、・・これは誤りです。魚なら岸壁で釣れるような脂の少ない小魚を勧めるべきでした。訂正致します

<動脈プラークを減らしたい方・・・の、魚・肉の食べ方・・大まかな目安>

100g当たりの脂質量が2.0g以下の肉や、魚を調理しましょう。ただし、3.5gのアジ類を週に1回程度なら問題ありません。マダイは白身ですが・・天然で6g、養殖なら11g程度ありますので、1ヶ月に1度以下が適当です。輸入牛のヒレ肉は4.8g、鳥のモモ肉(皮なし)は3.9gですから、いずれかを2週間〜1ヶ月に1度程度ならOKでしょう。
「プラークが現状維持でもいい人」は、上記の頻度、または量を2倍でもいいでしょう。
豚のヒレ肉(1.9g)や鶏のムネ肉(1.5g)は、魚のアジ(3.5g)より脂が少ないのです。
オーストラリア産牛のヒレ肉(4.8g)は・・・近海物のサバ(12.1g)、大西洋産の塩鯖(26.8g)、サンマ(24.6g)、ブリ(17.6g)、ハマチ(18g)よりも遙かにプラークに優しいのです。
大いに脂の少ない肉を活用しましょう。
脂質量はGoogle 検索や書籍で確認できます。

<肉の脂も、魚の油・脂も全く同列に考えるべきです>

肉でも魚でも、脂質の絶対量が少なければ・・焼いても、煮ても、生でも・・プラークの溜まり方に大差ないことが判りました。・・・料理の幅が広がると思いますが・・・。

例えばマグロのトロの1切れは、霜降り肉の1切れと同程度のプラーク堆積への影響力があるとお考えください。ブリやハマチやシメサバやサンマも同様とお考えください。・・「魚の油が健康にいい」「Ox△油が健康にいい」といったテレビなどでよく出てくる・・ザックリとした話は・・・過去の迷信です。決して鵜呑みにしてはいけません。

魚油の評価に時間がかかったのは、プラークを悪化させる要因を一つ一つピックアップしていって、最後に残ったのが“健康にいい”・・と、私も信じていた魚油でした。その多食による悪化・・さらに、控えることでのプラーク改善・・ここまでの確認作業になんと8年の歳月が必要でした。時間がかかり過ぎて申し訳ありません。

2016年6月6日-追記

<オリーブ油の日常的使用は・・健康に・・・やっぱり危険です>

最近、5年ぶりに受診した74歳の男性は、食生活に変わりはないのですが・・・3年前〜オリーブ油を毎日「小さじ」でそのまま頂き、その上に毎日調理に使用していたそうですが・・頸動脈プラークが1mm以下から2.95mm へと急速に肥厚していました。オリーブ油に限らず、亜麻仁油・エゴマ油・ココナッツオイルなどの全ての植物油を日常的に、生でも・・調理して摂取しても・・・極めて危険です。

人工衛星でリアルタイムに雨雲をみていれば、雨に濡れることはありません。
同様に、リアルタイムに全身の血管プラークを見ていれば・・血管病で急に倒れることも・・家族に大きな苦労を負わせる事もないのです。

血管が平均的な汚れでも・・特にテレビなどの影響で・・知らないうちに“現代の誤った健康知識“を信じて実行し・・・血管プラークが悪化する食品を摂取している可能性があります。2年に一度は血管エコーを受けましょう。

<脂たっぷりのラーメンの多食&汁まで完食は危険>

週に3回も、昼にチャーシュー入り豚骨ラーメン(汁を半分飲む)を食べていた61歳の男性ですが、2011年5月には頸動脈プラークが1.4mmでしたが・・・2012年8月に2.2mm・・・2012年11月には2.5mm・・・と進行していましたが・・・・(昼のラーメン食をノーマークでしたので)・・・その後は週に6回にラーメンの回数を増やし(汁も全部飲むように)したところ・・2013年6月の・・・・7ヶ月後には・・・2.5→3.0mm へ急速にプラークが肥厚しました。 しかし、ラーメンを止めて揚げ物なども食べなくなったら・・・2014年3月の・・・9ヶ月後には・・ 3.0→2.29mmまでプラークが驚くほど減少しました。・・その後2014年12月には・・・1.53mmまでプラークが減少しました。

若者の“脂たっぷりラーメン”の過食が心配です。食べる回数や食べ方には・・くれぐれも注意致しましょう。健康のバロメーターとして「体重」をお考えなら・・それは絶対に危険です。この方は肥満ではありません。

ラーメンの汁を冷やして脂成分を除去してスープにするお店をテレビで見ましたが・・広まることを願っています

即席ラーメンでも、ノンフライ麺で鶏ガラスープなどの製品が発売されましたが、脂質含有が少なく、悪くないかもです。

<現代医学の常識を基に健康に注意しても、プラークがとても肥厚している人が多い>

最近、健康にとても気を使っているのに、頸動脈プラークが徐々に進行し、ついには2.69mmまで年々肥厚して心配になり、遠方から受診された50歳前後の方がおられます。プラークと食品の関係について、あまり念頭にない・・現代の医学常識に基づいた健康情報では動脈硬化を予防できないのは明白です。

幸いなことに毎年受けていた頸動脈エコーを受けていたから、思わぬ動脈硬化の進行に気付けたのですが・・・頸動脈にプラークが堆積しない例も多いので・・「健康に注意していたのに・・倒れる」事例は相当数に上ると思われます。

何度も繰り返し述べていますが・・・「運動や体操」、「魚やオリーブ油などを努めて摂取」、「野菜を毎日摂取」、「食事の時は野菜を先に食べる」、「血管にいいサプリを服用」、「糖質やカロリー制限(での体重減)」、「塩分制限」、「薬で血圧降下」、「薬でLDL低下」、「アルコールの休肝日」・・などでは残念ながらこれらの努力ではプラークの進行(動脈硬化の進行)を食い止めることはできないのです。

<頸動脈エコー、CAVI検査、ABI検査で安心するのは危険>

頸動脈エコーでは、そのプラークは危険レベルとの判断はできなくても、身体の他の血管にプラークが激しく肥厚していれば、脳梗塞・心筋梗塞は時間の問題なのです。

最近も、3年前に歩行中にふらつき、記憶が一時的になくなった57歳の女性の方が遠方より受診されましたが(歩行ではなく運転していたら重大な事故を起こしていたでしょう)、当時の頸動脈エコーでは頸動脈のプラーク肥厚は最大1.6mmしかなく、動脈硬化の検査であるCAVI(キャビイ)検査やABI(エービーアイ)検査も異常ありませんでした。・・・でも・・当院の8ヶ所の血管エコーでは・・頸動脈のプラークは1.53mmと・・同じく、特に危険レベルではなく、・・・でも・・左大腿動脈に3.64mmもプラークの肥厚がありました。
脳梗塞・心筋梗塞のリスクレベル=4であり、“RAP食”を指導して血液サラサラ薬を開始致しました。

2016年8月8日-追記

<推奨の野菜ジュースの銘柄変更です>
以前は「伊藤園」の野菜ジュースをお勧めしていましたが、1日1〜2杯・・毎日飲み続けると・・手や身体が黄色っぽくなり・・病気では?・・と、疑いの目で見られることもあります・・健康に害はないのですが・・見かけが悪くなります。・・最近の当院では・・ジュース自体の黄色みが少ないジュース・・例えば・・カゴメの野菜ジュースをお勧めしています(こだわりの高価な野菜ジュースでも、もちろんOKです)。トマトジュースを毎日飲用している方のプラークの改善も順調でしたので、野菜ジュースは1日1杯までとして、追加としては・・トマトジュースの飲用をお勧め致します。トコロテン・モズクなどの海藻類も・・海の野菜ですから頻回にいただきましょう。市販の乾燥させた“海藻サラダ”をノンオイルドレッシングで頂くのもいいでしょう。なお、市販の野菜ジュースの場合でも果物入りはNGです(甘いです)。なお、市販の野菜ジュースは加熱殺菌してありますので、酵素が消滅したりしています・・ミニトマト・トマト・他の生野菜も頂きましょう。最もいいのは・・続けば・・ですが、・・毎日・野菜のスムージーを作って頂くのがいいでしょう・・くれぐれも果物は・・甘くならない程度の必要最小限に(商品にしないので)。

注意:)“肝硬変”の方は乾燥海藻、生の海藻(モズクなど)、魚の生食はビブリオ菌感染症になり、手足の“虫さされ様の発赤・腫脹・痛み”→化膿→壊疽で手足の切断事例・死亡例などがありますので危険です。加熱後の海藻・魚はOKです

<血管のために・・魚介類・軟体動物のコレステロールを努めて摂取を>
魚介類・肉類の脂質を出来るだけ低く抑えて・・・と、指導していますが・・中には血管が弱くなる・・血管力の低下・・を心配される方がおられます。

しかし血管に必要なコレステロールは制限していません。むしろ、貝類、イカ・タコ・エビ・カニのコレステロールは多めに摂取を。私は新鮮なイカを毎週 1パイ以上、刺身で頂いています。冬のナマコのシーズンは、大〜中のナマコを毎日1匹頂きます。お陰で私のLDLは180前後をキープしています。
なお、・・イカ・タコの見た目・触った感触は人間の動脈の感触とほぼ同じです。
全ての細胞の膜は脂質で出来ています。細胞の表面がツルツルなら・・皮膚もツルツルになります。細胞の表面や細胞間隙のためにも、血管壁の“血管力”強化のためにも・・コラーゲン・ヒアルロン酸たっぷりの軟体動物であるイカ・タコ・ナマコ・ホヤ・貝類などを多く頂きましょう。

それで・・LDLが多少上がっても・・全く問題ありません。ちなみに・・LDLが低い人は・・逆に・・くも膜下出血になる場合があります。・・・LDL上昇・・全くご心配なく。

<くも膜下出血の人は・・・LDLが低い・・LDLが低い人こそ危険>
当院に受診された方で・・過去にあるいは経過中に「くも膜下出血」になられた17症例中・・測定できた発症直近のLDLで検討すると・・LDLが80以下と低かった症例が・・なんと・・6例(35.3%)もおられます。・・・・・LDLが低いと・・血管力が低下して・・くも膜下出血になりやすいと思われす。・・・くれぐれもご注意下さい。

薬でLDLを下げ過ぎの人・・担当のDrに任せっきりでなく・・本当に心配しましょう。
血管プラークを溜めずに血管力を高める食材は・・・イカ・タコ・エビ・カニ・貝類・キビナゴ・白子などです。
多く食べれば・・コレステロールは上がるでしょう・・でも・・プラークは減り、血管力は上がります。 食べ過ぎはいけませんが・・。
コレステロールを食べ物で下げればいい・・そんな単純な考えではいけません。理論は2の次にしましょう。理論を作り上げた過去に・・プラークを見て研究した学者は存在していません。

米国では既に健康のためのコレステロール摂取制限を撤廃しています。

<血管力が良好でも脳梗塞になります・・血管力より血管プラークの堆積が重要です>
巷に“血管力”という言葉があり、動脈硬化と関係があるような定説がありますが・・・それは誤りです。優秀な血管力があると評価されても・・・脳梗塞直前の方の・・・CAVI検査を見直すと・・血管年齢が年相応・・といわれていた人が・・なんと64.3%も存在しました。(当院研究:近日掲載予定)  同様に・・ABI検査で正常といわれていた人が・・84.6%でした。・・・・・血管力の検査結果を・・信じて・・現状の食習慣を見直さないのは・・極めて危険です・・本当の意味での血管力を下げないためには・・RAP食が必要です。

動脈硬化に関する医学はまだまだ・・進歩中ですから・・間違った方向へ先に行かないようにしましょう。

2016年9月20日追記

<白身魚が健康にいい・・も、迷信です。魚は100g中の脂肪分(脂質量)で選ぶべし>
血管プラークがタップリ溜まっていた人に・・「脂の乗った青魚を食べていないでしょうね?」・・と、訪ねると・・「はい・・出来るだけ白身にしていました」との返事・・でも・・白身魚の脂質量はまた苦ご存じではない・・・。過去のプラークが突然減りだした体験談では「アンコウ鍋を週に3回と、脂の少ない白身魚」・・と記載していましたが・・「白身魚」という言葉の響きは・・長く残るのでしょうね・・。

白身魚でも・・100g当たりの脂肪分ですが・・天然鯛(5.8g)、養殖鯛(10.8g)、カマス(7.2g)、アナゴ(9.3g)、太刀魚(20.9g)、カラスガレイ(13.8g)・・など・・白身でも脂の量が多い魚がありますので・・ご注意を。

今では、青魚も白身魚も、赤身魚も・・そんなくくり方ではダメです・・と、指導しています。
50歳以上の方は・・魚は、科学的測定での・・なるべく脂の少ない魚をチョイスしましょう。

特に、カラスガレイは日本近海のマガレイではなく・・北洋からの輸入の魚で・・スーパーで出回っていますが・・・マガレイ(1.7g)とは異なりますので・・食養生中の方は・・ご注意下さい。

このような魚介類や肉の脂肪分の量(脂質量)の情報は・・「食品成分表」の書籍を購入するか、ネット検索でご確認下さい。

<脳梗塞の再発、心筋梗塞の再発が怖い方・・などの・・魚介類・肉の食べ方は・・・>
脳梗塞・心筋梗塞の既往者・・・などの極めて危険な方々は・・「揚げ物」・「油炒め」はいかなる高級植物油を使って調理した物であっても・・テレビで高名なDrのお勧めでも・・摂取しないようにしましょう・・

テレビなどで話題の高級植物油(全て)・・生でも摂取してはいけません。

その上で・・魚や肉の食べ方ですが。100g当たりの脂肪量(脂質量)0.1〜3.0g以下の魚介類や肉をバランス良くチョイスしましょう。

特に・・脳梗塞の再発は・・悲惨な結果をもたらします。「油で炒めた物」「揚げ物」や肉の脂身やサンマなど・・たとえ病院食として出されても・・控えた方が無難です。

「揚げ物」は嫌いだから・・と、安心していませんか?
「揚げ物が嫌いで・・野菜の油炒めが大好きな人」の・腹部大動脈は驚くほどに激しくプラークで汚れていました。

注意:)100g当たりの脂肪量が2.0g以下の食材なら・・調理法に関係なく・・頻回に摂取してもOKですが・・・3.0〜4.0g程度の食材を週に2〜3回以上摂取すると・・プラークが堆積する場合があります。

脳梗塞を既に再発した人・・冠動脈のステント挿入を2回以上繰り返した人は・・「揚げ物・油炒め」は少しでも・・たまにでもNGで・・・半年間は・・100g当たりの脂質量が2.0g以下の食材をチョイスして摂取しましょう。その後は脂質量0.1〜3.0gに緩和してもいいでしょう。

しかし・・食品の酸化を心配して・・生で摂取する必要はありません。塩分は・・「心不全」「腎不全直前」状態でなければ・・特に塩分制限は重要ではありません・・・でも・・やや少なめ程度にしましょう。

また・・アルコールは毎日ビール350ccまでで・・プラスαのアルコールは絶対にNG。
ノンアルコールはOKです。

<今流行の植物油についての余談ですが・・>
RAP食にて食養生していても・・健康のために・・と・・テレビの影響で・・高価な植物油をせっせと摂取している人が・・まだ目立ちます。

水とオリーブ油やココナッツオイル・・どちらがサラサラでしょうか?・・当然水ですね・・・医学者が言う・・血液サラサラとは・・血小板同士がくっつかない(凝集しない)状態を“血液サラサラ”と表現します。

エゴマ油・亜麻仁油・オリーブ油・魚油などは・・血小板同士の凝集を抑制(粘着テープも油で粘着力が低下)する作用がありますが・・・血液内に吸収されると・・その油成分で血液の粘度(粘り度)は上昇する・・と、考えるべきです。・・・つまり・・台所の流しの配管が汚れる事はあっても・・決して・・・それらの油で配管が綺麗になることはありません。

ヒトの血管も同じことです。サイトの「動脈硬化の未来塾  (48) (54)  」に実例呈示済み。

医学者で物理学者なら・・「エゴマ油・オリーブ油などを摂取すると・・血小板凝集抑制作用で血液はサラサラになるが・・油由来成分で・・・血液の粘度は上昇し、血液はドロドロになる」・・と、話さなくてはいけません。また・・医薬品のEPA製剤でない限り・・食品の油には・・魚油に限らず・・植物の種子でさえ・・雑多なオイルを含んでいること・・も、お忘れなく。

<EPA・DHA含有サプリは・・・・やっぱり・・危険!>
EPA・DHAサプリ服用によると思われるプラーク悪化症例を経験しました。

症例1:63歳 男性、2015年9月 遠方からの受診者で,初診時に右の大腿動脈のプラーク=2.09mmが6ヶ月後に1.89mmまでプラークが改善していたのですが、その6ヶ月後(2016年9月)には2.10mmまでプラークが悪化しました。

この方は・・頻繁には当院のHPをご覧になっていなくて・・4ヶ月ほど前の2016年5月頃より・・EPAサプリ(植物油脂含有)のA社のソフトカプセルを1日3粒(通常量6粒/日)服用されていたそうです・・他の食習慣はほとんど変更なく・・一旦改善していたプラークが悪化しました。

症例2:46歳 男性、2015年8月 遠方からの受診者で、右大腿動脈プラーク=2.56mm 左大腿動脈プラーク=2.51mm 充分な抗血小板剤を服用中でしたので、EPA製剤の処方はせず・・その頃はEPA+DHAサプリの服用は推奨していましたので・・本人がB社のEPA+DHAサプリ(植物油脂添加なし)の常用量を服用開始。

4ヶ月後に 右大腿動脈プラーク=2.91mm 左大腿動脈プラーク=2.66mm と、プラーク悪化。 再度、「RAP食」を指導して・・さらに6ヶ月後の2016年6月には・・右大腿動脈プラーク=3.01mm 左大腿動脈プラーク=2.98mm へと悪化。

この方は2015年10月からスタチン剤の服用を再開していましたが、スタチン剤はプラークを積極的に堆積させる作用はなく・・EPA・DHAサプリがプラークの悪化に大きく関与していると考えられます。

まとめ:EPA・DHAサプリは、どこのメーカー製でも・・EPA以外の雑多な魚油を多く含んでいます・・・製品によっては植物由来の油脂を混ぜており・・脂たっぷりの青魚を頻回に食べて・・・いるような状況「動脈硬化の未来塾 (53)  (45) 」と同じで・・・プラーク悪化を起こす可能性が高く・・くれぐれもご注意下さい。 エゴマ油や亜麻仁油・ココナッツオイル・オリーブ油の毎日摂取でプラークが悪化する(既述)のも・・魚油のサプリを毎日服用してプラークが悪化するのも・・今までの医学の常識に反する・・事実かと思われます。・・“事実は小説より奇なり”

EPAサプリのソフトカプセルに亜麻仁油などの植物油が含まれているC社の製品も同様です(既述)。

また、EPAサプリを時々服用したことで・・プラークの改善を鈍くしたと思われる症例も存在します。
(ただし・・病院から頂くEPA製剤では・・プラークが堆積する事実はありません)

100g当たりの脂肪分が少ない魚にもEPAは含まれていますので・・脂の少ない魚・小魚を時々食べていれば充分ですので・・EPA・DHA含有サプリは・・時々でも・・服用しない方が賢明です。

<糖質制限ダイエットで脳梗塞になりかけた人がいます・・本人は医療関係者です>
糖質制限ダイエットが下火になって・・少し安心していましたが・・いまだに信じられている!

症例: 68歳 男性・・2015年7月では血圧=135/75 前後で推移。 それまで自覚症状は全くなし。

  • 2015年8月・・・糖質制限ダイエット本を読んで・・本の通りに糖質制限ダイエット開始
    (元々魚が大好きだったが・・肉・脂物増えた)
  • 2015年12月・・この頃〜血圧上昇(BP=150〜160/85〜95 程度へ)(原因はプラーク堆積かと)
  • 2016年3月・・・この頃・・2回も・・入浴後にBP=200以上/**---あり、アダラート内服
  • 2016年6月初旬・・朝の起床後・・“ふらつき感”強く・・真っ直ぐの歩行困難にて救急入院
    脳MRI=異常なし・・・左総頸動脈プラーク=3.8mm 指摘,  LDL=168 TG=110 HDL=58 )入院中に当院のHPを読み、スタチン剤のクレストールを処方されるも、担当医へ希望してエパデールS(900)2,2xへ変更していただく。  退院後は糖質制限食を止めて・・「RAP食」を実行。
  • 2016年9月中旬・・・当院初診 A-max=7.22mm F-max=2.24mm S-max=1.61mm C-max=3.72mm
    脳梗塞・心筋梗塞のリスクレベル=4 でしたが・・症状軽快中。

C-maxの部位は左総頸動脈の部位でしたので・・・「RAP食」&エパデールS(900)2,2xにて・・プラークは3.8mm→3.72mm へ減少しているものと判断可能でした。(持参いただいた頸動脈プラークの測定写真は信頼できる写真でした)

(備考:脳梗塞例の平均の頸動脈プラーク=2.27 mm, 心筋梗塞例の平均頸動脈プラーク=2.40mmですから・・この症例の頸動脈プラーク=3.72 mm は・・とんでもないレベルです・・クレストールなどのスタチン剤に血小板凝集抑制作用はありません・・つまり・・脳梗塞・心筋梗塞の予防効果は無いのです・・これもコレステロール神話の弊害なのでしょう)

この症例はたまたま、「糖質制限食」でのプラーク悪化によると思われる高血圧などの症状が認められましたが・・糖質制限食でプラークが悪化しても・・高血圧、他の症状が出ない場合も多く「動脈硬化の未来塾(56)」・・突然に!!・・心筋梗塞・脳梗塞を発症している場合も少なからず存在するだろうと思われます。

脂肪分や油炒め・揚げ物類の摂取に傾きやすい・・そんな書籍に記載の「糖質制限ダイエット」は・・・実に危険な食養生法と言わざるを得ません。

糖質制限ダイエットで体重減少・A1c改善は達成できるでしょう・・でも・・それで「目標達成」・・「健康になった」と・・安心していけません。・・・議論の暇はありません・・倒れる前に・・早く・血管エコーを受けましょう。

8カ所の血管プラークを観察しながら「糖質制限ダイエット」をしましょう。・・そうすれば・・真実が見えてきます。

<・・一足先に未来を体験しませんか?・・・>
認知症や脳梗塞なんかに・・なりたくないので・・動脈硬化(プラーク)を治したい・・そんな"夢みたいな望み"が叶えられた多くの症例が "未来への扉"(参照2)でご覧いただけます。

2016年9月19日現在 820名の方のプラークが改善しています。
(プラーク改善の基準は当サイト内に記載)

**ここまでお読みいただいた方は・・家族の・未来の大きな不幸を・・一つか二つ・・消せることでしょう**

*(2014年7月22日記載)**************************
*(2014年8月18日 内容の9カ所で細かな修正)******
*(2014年9月13日追記)**************************
*(2014年10月14日追記)アルコールに関して**************************
*(2014年10月14日追記)喫煙に関して**************************
*(2014年10月14日 今までの掲載内容の冒頭部分とアルコール・缶詰の部分を修正)******
*(2014年11月17日 追記:揚げ物食の流行・・・弁当食に一言・プリン体・超一流選手の食事)
*(2015年2月22日 甘酒・豆乳ヨーグルトに関して・・追記、 エビオス記述:前文修正)
*(2015年3月25日 脂ののった魚の過食は注意を・・全ての植物油、ココナッツオイルも危険)
*(2015年4月30日 MEC食は危険・・花粉症も予防できる・・私の勧め食習慣を「RAP食」と命名・・本文の・・「プラークが悪化した実例」他・・細かなところを10カ所以上・・修正。・・もう一度・・通しでお読みください)
*(2015年5月18日 追記:フライパンで焼いた後に残る汁は・・料理に使わないこと。油炒め・揚げ物の調理は肺がんとも関係あり・・エゴマ油・ココナッツオイルは生でも要注意)
*(2015年7月6日)追記:魚の過食を止めたら・・本当にプラークが何例も改善した。脂の乗った魚の過食は危険であることを証明.また、たとえ魚過食でも、野菜を多食していればプラークが溜まらないことも確認・・統計処理でも証明された。動脈硬化の未来塾45)を掲載。
*(2015年9月7日)追記:
・甘酒を勧めている記述(2月15日追記)を削除し、甘酒の記述変更。2012年の追記記述の・・「危険なのはコレステロール・・・・」以下を修正。
・豆乳ヨーグルト・野菜ジュースを勧める記述掲載。
・**お勧め食品**の項で・・「海藻類」摂取に関して・・毎日の摂取を勧めていましたが・・まれにコンブなどの多食の場合に・・甲状腺機能亢進症や甲状腺機能低下症の報告がありますので・・「毎日摂取を」の部分を「なるべく週に3〜5回」へ記述を修正。
・ココナッツオイルなど注意文掲載。
・植物油脂添加製品に注意
(2015年11月30日 追記)*********
・ チキン:鶏肉はお勧めです
・ やはり、卵は動脈硬化とあまり関係ないかも
・ 素焼きのナッツは動脈硬化に関係するか?
・ 最近の怖い話しを二つ
・ 「介護離職者」にならないために・・これこそが根本的な対策!
*(2016年2月1日 修正&追記)
 ウサギ実験の論文解説を修正加筆
*(2016年2月1日 追記)
 魚介類・肉の選び方・・を追記
*(2016年2月15日)
 麺類の選び方・・を修正・追記
*(2016年2月15日)
 魚介類の項を・・修正・追記
*(2016年2月15日)
野菜ジュースには栄養がない!?を追記
*(2016年3月28日)追記
  果物・お菓子類   の項目について

*(2016年3月28日)修正
  缶詰について   の項目について
*(2016年3月28日)修正
  パン? ごはん? の項目について
*(2016年3月28日)追記
  魚の缶詰は大丈夫か?***の項目について
*(2016年3月28日)---追記
<「青魚の魚油は健康にいい」は迷信です。療養中の方へ・・脂の乗った「青魚」は危険>
*(2016年3月28日)---追記
<「ドブ川」 清掃作業したことありますか!?>

*(2016年4月13日)---修正
・EPA・DHAのサプリ製品を勧める文章を削除・修正
・ 焼き芋を毎日食べる人が出たので・・その文言修正。甘くないイモを、甘くないサツマイモと誤解されるので修正。
・ 「肉類」の項目で、動物性蛋白質は魚から摂取・・を削除・修正。
・ ごはんの酸化の説明を削除。脂質の絶対量が少ない場合は酸化・非酸化はあまり影響なし

*(2016年5月18日)---修正
<脂の乗った青魚・・・・>の部分で、毎日でなくとも週に2〜3回でも・・へ修正。
<魚・・の選び方><肉類の選び方・・>の推奨脂質量を5g未満から4g未満へ修正。
<EPA含有の魚油のサプリに関する記述を修正・追加。EPAサプリは控えるべきです>

*(2016年6月6日)---追記
<オリーブオイルの日常的使用は危険>
<脂たっぷりのラーメンの多食(汁まで飲む)は危険>
<頸動脈エコー検査・動脈硬化検査(CAVI検査・ABI検査)で安心するのは危険>

*(2016年8月8日)----追記
<推奨の野菜ジュースの銘柄変更です>
<血管のために・・魚介類・軟体動物のコレステロールを努めて摂取を>
<くも膜下出血の人は・・・LDLが低い・・LDLが低い人こそ危険>
<血管力が良好でも脳梗塞になります・・血管力より血管プラークの堆積が重要です>

*(2016年9月20日)--追記
<白身魚が健康にいい・・も、迷信です。魚は100g中の脂肪分(脂質量)で選ぶべし>
<脳梗塞の再発、心筋梗塞の再発が怖い方・・などの・・魚介類・肉の食べ方は・・・>
<今流行の植物油についての余談ですが・・>
<EPA・DHA含有サプリは・・・・やはり危険!>
<今でも、糖質制限食で脳梗塞になりかけた人がいます・・本人は医療関係者です>

 

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